№130 「ソウ-SAW-」 行川渉 | 流石奇屋~書評の間
2005年11月26日(土) 00時41分01秒

№130 「ソウ-SAW-」 行川渉

テーマ:★読後感想:作家別【ま・や行】
行川 渉, James Wan, Leigh Whannell, ジェームズ ワン, リー ワネル
ソウ―SAW

立て続けに「軽めの文庫本」。
これは実読書時間1時間半くらいでした。ちょうど映画と同じくらいのスピードだったのではないのでしょうか?言わずと知れた映画「SAW-ソウ-」のノベルズ版です。

未だかつてない知能犯が仕掛けた、究極のサスペンス・ホラー。地下室で目覚めた二人の男。自分が拉致され監禁されたという事実に気づく。なぜ彼らはそこに監禁されているのか?そこから逃げ出すことはできるのか?生き残るための、壮絶な知恵比べが始まった! <<Amazonより抜粋>>

正直いってこの手の映画は完全にNGなので、小説でお茶を濁したりしてみます。
だいたいにして「驚かせる」・「びっくりさせる」という行為そのものに嫌悪感のある「平和主義者」な私は、「驚く」ことも「びっくりする」ことも好きではありません。
特に視覚・聴覚に影響があるものはまったくダメなわけです。

で、小説の世界では、どうかといえば、これがまったく大丈夫。
ここで初めて「怖がり」ではない自分に気がついたりするわけです。

読了した 「ソウ-SAW-」も基本的には映画が先行され、これは後追いのノベルズ版なわけですが、映画本編と結論は違うらしいです。
本書では、登場人物全員が、謎を残さず、きっちりと終わり、ある意味、映画的結末を迎えます。
登場人物もそんなにいないわけですから、収束の美しさというよりは、「エンドロール」が出ました的結末でした。

あまりにもきっちり「エンドロール」が出てきてしまったので、なんだか後味のない作品となってしまったかもしれません。
かる~い感じの本です。

シチュエーションは、大変興味深いので、これがちゃんとした原作があったら、もっといろいろと伏線が入って面白くなったかもしれません。
当たり前ですがあくまでも映画サイズの物語ということです。

で、この「後味のない」読了感は、以前感じたことがあるぞと思って、考えてみたところ、こちら でした。(逆をいえば、こちら が映画のノベルズ版っぽいという事かも知れません)

・・・ということで、良い意味で時間をつぶすには最適です。

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