1 | 2 次ページ >> ▼ /
2005年02月28日(月) 23時59分59秒

2005年2月の読後感想アーカイブ

テーマ:月刊『後感』
流石奇屋ヒットです。

あっという間に2月が終わりましたので、月刊『後感』2月号です。

ざっとこの記事を説明しますが、
【月内に当ブログで記事を書いた「読後感想」を一覧にしてご紹介する。】
【ついでに極めて個人的に月間のランキングをご紹介する。】
という主旨です。

ついでに、月末時点のアメブロランキングも載せて置きます。これでモチベーションが上がるってわけではないわけですが、せっかくなので。

総合ランキング:
6211位/113173人中(5.5%)

ジャンルランキング:
234位/1777人中(13.2%)

トラックバックランキング:
4572位/113173人中(4.0%)



では、本文をはじめます。

今月は全12冊の読後感想がありました。
2.33日に1冊。
意外に読んでますね。ちょっとびっくりです。

ランク;タイトル 著作名;ジャンル;記事更新日時;コメント(3位まで)
*タイトルをクリックすると「書評」に飛びます

第1位;「陽気なギャングが地球を回す」 伊坂幸太郎
;エンターテイメント小説;2005/2/13 10:29


著者: 伊坂 幸太郎
タイトル: 陽気なギャングが地球を回す

とにかく面白かったです。キャラクター設定は秀逸、伏線もたくさんありますので、尻尾まできっちり楽しめます。カテゴリは「エンターテイメント小説」などといっていますが、(確かに極めてエンターテイメント的要素盛りだくさんですが)ミステリとしても楽しめます。伊坂本の最初の一冊。

第2位;「オーデュボンの祈り」 伊坂幸太郎
;ミステリ小説;2005/2/23 21:47


著者: 伊坂 幸太郎
タイトル: オーデュボンの祈り

伊坂本の1・2フィニッシュです。ひねくれ者なので、「いいよ」と薦められた本をあまり「良い」と思わなかったりするのですが、この本は、よかったです。実は、伊坂さんって年次としては「同級生」なので、親近感があったりもします。来月も(予約状況にもよりますが)数冊の伊坂本を読後感想する予定です。

第3位;「fの魔弾」 柄刀一
;ミステリ小説;2005/2/11 21:55


著者: 柄刀 一
タイトル: fの魔弾

これと「ラッシュライフ」と「ドミノ」は迷いました。が、交互に繰り返される現実と過去の章構成と、意外なほどオーソドックスなミステリとして、久々に「結末やられた感」が強かったことから、あえて「fの魔弾」を3位にしました。

第4位;「ラッシュライフ」 伊坂幸太郎;エンターテイメント小説;2005/2/24 21:30

第5位;「ドミノ」 恩田陸;エンターテイメント小説;2005/2/25 20:42

第6位;「ビジュアル版最後の藩主」 監修・八幡和郎;図鑑;2005/2/13 17:29

第7位;「損料屋喜八郎始末控え」 山本一力;時代小説;2005/2/17 21:03:16

第8位;「ジョン・レノンを信じるな」 片山 恭一;現代小説;2005/2/9 21:54

第9位;「クールトラッシュ 裏切られた男」 戸梶圭太;バイオレンス小説;2005/2/2 21:00

第10位;「ビーストシェイク」 戸梶圭太;バイオレンス小説;2005/2/27 21:53

第11位;「平家物語第三巻【源平激突】」 森村誠一;時代小説;2005/2/26 10:36

第12位;「魔術王事件」 二階堂黎人;ミステリ小説;2005/2/6 20:06

あくまでも個人ランキングですので、暖かく見守ってやってください。



AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005年02月27日(日) 21時53分22秒

「ビーストシェイク」 戸梶圭太

テーマ:--戸梶圭太


著者: 戸梶 圭太
タイトル: ビーストシェイク

「クールトラッシュ」に続く、強奪犯「鉤崎」シリーズ第2段。
前回同様、とても痛い物語です。痛いを通り越して怖いです。
気に入った仕事しかしない鉤崎に舞い込む「ペットの地下オークションの売上げ強奪」。あまり信用できない仲間と共に、圧倒的な暴力で実行する。

とにかく怖いくらいのエロ・グロ・バイオレンス。まったくもっての戸梶ワールド。
ペットオークションに集まるのはペットへの偏愛者。また近隣の住民も、負けず劣らずの変な人。鉤崎の女は完全なるマゾヒストで、もうもうとにかく、変態勢ぞろいの本書。

ある意味ここまで書ききると、気持ちがいいくらいです。
話はちゃんと進みますが、それとは関係のないところで、(そんなことまで描写しなくてもいいでしょ)ってくらいです。小心者の私は、決して電車で座っては読めませんね。

ラストは、やや気持ちを持たせる終わり方でした。
この後、「鉤崎」はどうなってしまうのでしょうか?
AD
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2005年02月26日(土) 14時11分12秒

2005/2/26に借りた本

テーマ:読前感想
前回から一週間しか経っていませんが、また借りました。
理由は今週は物凄く読書してしまった→来週読む本がない!ということです。滅多にありません。
ということで、今回は「カッパノベルズの回」です。

題名:ビーストシェイク 畜生どもの夜
,読了可能性:★★★★☆
,出版元:光文社
,著者/編者:戸梶圭太
,読前感想:「予約本」です。クールトラッシュの鉤崎が活躍するクライムノベル。

題名:殺生石
,読了可能性:★★★★☆
,出版元:光文社
,著者/編者:富樫倫太郎
,読前感想:「新刊本」です。新しいカッパノベルズの装飾は、やっぱり斬新ですよね。借りたくなってしまいます(買わないってのがポイントです)

題名:九つの殺人メルヘン
,読了可能性:★★★★☆
,出版元:光文社
,著者/編者:鯨統一郎
,読前感想:古い装飾のカッパノベルズです。ミステリ学園の鯨作品。有栖川有栖氏の推薦文に惹かれました。アリバイトリックの9つのパターンを連作短編集で並べたという挑戦作のようです。

題名:the TWELVE FORCES ~海と大地をてなずけた偉大なる俺たちの優雅な暮らしぶりに嫉妬しろ!~
,読了可能性:★★★☆☆
,出版元:角川書店
,著者/編者:戸梶圭太
,読前感想:この「書評の間」始まって以来の「再読本」。ま、30年以上生きていれば再読の本を借りたりすることもあるわけです。決して、ネタが切れたわけではなくて、もう一度読みたいと思ったので借りました。トカジ本として最初に逢った作品。

題名:平家物語第四巻【義仲対義経】
,読了可能性:★★★☆☆
,出版元:小学館
,著者/編者:森村誠一
,読前感想:もはやライフワーク(?)となりました森村平家。読み始めてから3ヶ月経っていますが、やっと折り返しです(全六巻)。

題名:なぜヒットしなのか?ヒット商品この100年
,読了可能性:★★☆☆☆
,出版元:株式会社DHC
,著者/編者:「ヒット商品この100年」編集委員会
,読前感想:「パラパラ本」です。最近1回の借り出しにかならず「パラパラ本」を混ぜるようになり、おかげであまり行かない本棚もくまなくチェックするようになりました。これはこれで、良いことです。
AD
いいね!した人  |  コメント(3)  |  リブログ(0)
2005年02月26日(土) 10時36分37秒

「平家物語第三巻【源平激突】」 森村誠一

テーマ:★読後感想:作家別【ま・や行】


著者: 森村 誠一
タイトル: 平家物語〈3〉源平激突

第二巻の読後感想が2005年01月09日にアップされておりますが、そこから2ヶ月の月日を経て、ようやく第三巻の読後感想です。
どうしてこんなに時間がかかったかというと、別の方が借りられていただけであって、このまま消滅してしまうのではと思ったものですが、とにかく読了できたのでよかったです。

せっかくなので、今までの読後感想をリンクしておきます。
「平家物語第一巻【新星 平清盛】」 森村誠一の読後感想
「平家物語第二巻【驕れる平氏】」 森村誠一の読後感想

第二巻の感想でも述べましたが、「権力を手にしてしまった瞬間から、人は誰しも不安になってしまう」。この巻では拍車がかかります。

第三巻は、不満分子の反乱に始まり、一介の武家から権力の亡者となった平家の衰退を描いています。そして「巨魁清盛の死」と「頼朝の挙兵」。

清盛「突然の福原遷都宣言」。
今でいえば、「突然の首都変更」。「首都を変えるぞ~、みんな引っ越せ~」っていうのはかまないのだけど、行った先では何も整備されておらず、バタバタしてしまいます。で、まずいのは、この遷都がうまく行かないと分かった時点で「じゃぁやめます。みんな戻れ~」と・・・。
今の世の中だったら、大変なことが起こってしまいそうですが、その時代の平家だったら実現できる奇行中の奇行。やはり「権力」ってのは怖いものだと思いました。

一方の源頼朝は、伊豆で幽閉されたまま悶々と日々を暮らしておりますが、そこに「平氏討伐の令旨」が届く。挙兵した頼朝は、あまり機能しない一団を率いながら京に向かい、運良く平家の一軍から勝利をしますが、遅れて参上した弟義経からの提案で、一旦鎌倉へ引き上げ、軍の充実を図ります。
着々と軍の充実を図り続ける頼朝とは別に、挙兵した源氏が「木曽義仲」と「新宮十郎行家」。全国の源氏が3派に分かれて平家討伐をたくらみます。
権力を奪う側の源氏も一枚岩でないという時代の複雑さが中々面白いと思いました。言ってみれば「親戚」のはずのそれぞれが、それぞれの思いで源氏復興を願い、挙兵しているはずなのですが・・・

ちなみに、ようやく兄頼朝と再会できた義経ですが、側近の梶原景時の入知恵もあり、進言の機会すらありません。挙句、頼朝への不信感を抱き、せっかくの実力が発揮できない状態です。第四巻では爆発するのでしょうか?

読書スピードは相変わらず遅い本作品ですが、眠る前に読む本としては定位置を確保しております。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005年02月25日(金) 20時42分19秒

「ドミノ」 恩田陸

テーマ:--恩田陸


著者: 恩田 陸
タイトル: ドミノ

読了いたしました。立て続けに読後感想がアップできるのは、今週の仕事の都合上により、毎日、電車通勤往復3時間を強いられているからで、なかなかできることはありません。蛇足でした。

迫りくるタイムリミット もつれあう28のマトリクス。必死の思いでかけまわる人々が、入り乱れぶつかりあって倒れ始めたドミノはもう、誰にも止められない。(帯より引用)

「ラッシュライフ」の後に「ドミノ」です。これを1日1冊ずつ読了すると、かなりお腹いっぱいになります。読んだ~って気がしますね。

なんせ、「28のマトリクス」ですからね。27人の登場人物と1匹のペットが、東京駅を中心に、巻き起こすドタバタ小説。
「ドタバタ小説」なんて古臭い感じに呼んでしまいましたが、「この小説を○○小説に例えよ」といわれると、「ドタバタ」なのです。やっぱり

表紙裏には東京駅の図があり、タイトル後にはイラスト入りの登場人物(とペット)の紹介。これは良いですね。物語の内容をより理解するための情報ですが、このイラストが秀逸で、しばらくパラパラしながら読み始めるとだんだんこのイラストのキャラクター自体が映像として動き出します。

どうしても前回の「ラッシュライフ」と比較してしまいますが、ちょっと趣向が違った作品です。ラッシュライフは「交差」をテーマにしてますが、この「ドミノ」は「連鎖」をテーマにしています。とはいえ、「風が吹けば桶屋が儲かる」的連鎖ではなく、同時進行に進む物語同士が、まさに「入り乱れてぶつかりあって」連鎖するといった形です。
例えば、警察に追われている【ある物語】が、東京駅までで終了するものの、集まった警察自体を【別の物語】が拾い、勘違いして別の行動を引き起こしたりします。

とにかく登場人物(とそれぞれの物語)が多いので、読み始めてからは一気に読んでしまうことをお勧めします。

ちなみに本当に「東京駅」って大きいです。実は地下鉄とかビルなども連絡通路も張りめぐられており、しばらく歩いて出口からでると「ここは何処?」ってくらいなもんです。





いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005年02月24日(木) 21時30分08秒

「ラッシュライフ」 伊坂幸太郎

テーマ:--伊坂幸太郎


著者: 伊坂 幸太郎
タイトル: ラッシュライフ

「オーデュボンの祈り」に続き、読了いたしました。

これも面白かったです。やっぱり伊坂本(勝手に命名)は、キャラクターが生きていますね。

①画家と画商の話
②ポリシーを持つ空き巣ーの話
③宗教団体の話
④サッカー選手とその愛人の話
⑤リストラされた無職の男と犬の話

この五つの物語が、様々な交差を経て、それぞれに始まり、それぞれに終わる話です。①の物語の始まりは、仙台へ向かう新幹線の中。①以外の物語の始まりは仙台駅前。仙台の地理に詳しくないのですが、それぞれの物語は「仙台」を中心に進みます。冒頭において、このバラバラの物語に共通している人物は、「スケッチブックを持って、好きな日本語を書いてもらう外国人の女性」。この女性のおかげで、この物語は同時期に併走していることが分かります。(にや)

ま、本の帯には「併走する五つの物語」とあるので、読み手としてはテクニックとしての効果を期待してしまいがちですが、この物語の秀逸なところは、「(テクニックとしての)交差を楽しむ読み方と、それぞれの物語を純粋に楽しむ読み方が同時に楽しめる」ということです。これって大変「お得」な物語と思います。

森博嗣氏の「四季」のような、「別シリーズ」同士のつながりの感覚に近く、それを1冊で楽しめるということです。

ちなみにそれぞれの物語は、すべて面白かったのですが、特に印象深かったのは②のプロフェッショナルな空き巣泥棒である「黒澤」と⑤の無職の男「豊田」のキャラクターです。両者の生き様ってのは、いろんな意味で勇気付けられます。

また、一種のファンサービスの位置づけとは思いますが、①と⑤の話が交差する場面で、唐突に「オーデュボンの祈り」に関連する部分について語られる場面があり、これにはちょっと喜んでしまいました。

★本書をお勧めするその他のアメブロさん
空っぽの時間さんの記事
読書録 **el cielo**さんの記事




いいね!した人  |  コメント(3)  |  リブログ(0)
2005年02月23日(水) 21時47分32秒

「オーデュボンの祈り」 伊坂幸太郎

テーマ:--伊坂幸太郎


著者: 伊坂 幸太郎
タイトル: オーデュボンの祈り

読了いたしました。面白かったです。

コンビニ強盗に失敗して逃走していた伊藤が眼を覚ますと、そこは見知らぬ島だった。開国の時代から逆行して、外の世界と交流を断っているというその島には、未来の見える、人語を喋るカカシがいた。しかしそのカカシが殺されるという事件が起こる。未来がわかるはずのカカシが何故それを阻止できなかったのか。

「別の世界・非現実」という強烈な距離感と同時に、とても懐かしい雰囲気を持つ小説でした。

「しゃべる案山子を当たり前と思う」・「殺人を当たり前にする人をルールとする」といった”それを当たり前とする世界”に対する距離感。
この距離感をより強くするのは、この島が、そのような異質を除いては、すべて現実と同等であるという点です。例えば、「SEIKOの時計」や「郵便屋」果ては「オーデュボン」(*1)や「リョコウバト」(*2)などの存在が、よりこの世界との距離感を強調しています。餡子を甘くするために塩を入れるような感じです。←ちがいますね。

その一方で、この小説は、とても懐かしいのです。牧歌的な「荻島の風景」は、なんとなく母方の田舎を思い出させ、その島に住む人々のキャラクターは、子供の頃に夢中になったファンタジーなテレビアニメを思い出させ、そして何より、ラスト数ページの展開や読後感は、本を読み始めた時の感動に近いものを思い出させました。

ミステリ部分についても、パズルのピースが当てはまるかのごとくきっちり解決しています。伏線が多いということは、「陽気なギャングが地球を回す」でなんとなく分かりつつ読んでいましたが、結局のところ(あ~そこに繋がるのね)と思ってしまいました。

次は、「ラッシュライフ」の感想です。

(*1)「オーデュボン」とは、 19世紀最大のアメリカの鳥類学者であるジョン・ジェームズ・オーデュボンのことであり、実在の人物。
http://www.audubon.org/
Googleで「ジョン・ジェームズ・オーデュボン」を検索してみる

(*2)「リョコウバト」とは、北アメリカ大陸東岸に棲息していたハト科の鳥。20世紀初頭に絶滅した。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から「リョコウバト」(写真掲載。あ、かわいい)


・・・博学ではないので、読後した後にこの(*1)(*2)を知り、さらに距離感を感じたのです。(もちろん良い意味で)

★本書をお勧めするその他のアメブロさん
何でも読隊!さんの記事
うさぎの本棚さんの記事
ひらひらさんの記事記事
いいね!した人  |  コメント(3)  |  リブログ(0)
2005年02月20日(日) 10時45分56秒

2005/2/19に借りた本

テーマ:読前感想
伊坂ブームです。


題名:オーデュボンの祈り
,読了可能性:★★★★☆
,出版元:新潮社
,著者/編者:伊坂幸太郎
,読前感想:初の予約本。予約していたものが手元に届くって、うれしいですね。どうしてこの予約をしたかは、この辺りをご覧ください。

題名:ラッシュライフ
,読了可能性:★★★★☆
,出版元:新潮社
,著者/編者:伊坂幸太郎
,読前感想:実はこの本も予約してました。連絡がなかったので、本日の借用をあきらめていましたが、他の本を持って貸し出しカウンターにいくと、「今日届きました」ということで、渡されました。これって一冊分余計に借りているってことなんですけど、面白そうだし、がんばって読みます。
ちなみにあまり関係ないですけど、「オーデュボン・・」も「ラッシュライフ」も「新潮ミステリー倶楽部」からであり、ハードカーバーなのですが、このシリーズのハードカーバーってあんまり好きじゃないです。でかいし、デザインも??ですね。(あの赤い指紋ってどうだろう?)とか思います。

題名:「平家物語第三巻【源平激突】」
,読了可能性:★★★★☆
,出版元:小学館
,著者/編者:森村誠一
,読前感想:連続借用。この森村平家はかならず連続借用なんです。どうしてかと思ったら、寝る前にしか読んでいない(逆を言えば、他の本は寝る前には読んでいない)ということです。で、おのずと眠い時は、3ページとかで寝てしまう。ということです。とりあえず時代としては、大河ドラマよりは先行しておりますが、やもすれば抜かれてしまいかねないので、がんばって読みます。

題名:ドミノ
,読了可能性:★★★☆☆
,出版元:角川書店
,著者/編者:恩田陸
,読前感想:どちらかのラッシュライフの書評で、このドミノを引き合いに出されたものがありましたので、興味があって借りてみました。「まだまだ話題本」にありました。

題名:面白すぎる日記たち 逆説的日本語読本
,読了可能性:★★★☆☆
,出版元:文春新書
,著者/編者:鴨下信一
,読前感想:新書って、どうも苦手なんです。ちょっと上からものを言っている感じがします。ですが、携帯性にはすぐれているので、ずっとカバンに入れといて、他に読むものがなければ読みます程度に借りました。これを「携帯本」と定義します。

題名:図解SPACE ATLAS
,読了可能性:★★★☆☆
,出版元:PHP研究所
,著者/編者:河島信樹
,読前感想:今週の「パラパラ本」。宇宙をテーマにした図解ものも好きです。なんだか子供の頃を思い出します。別に宇宙人ではありませんが。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005年02月17日(木) 21時03分16秒

「損料屋喜八郎始末控え」 山本一力

テーマ:★読後感想:作家別【ま・や行】


著者: 山本 一力
タイトル: 損料屋喜八郎始末控え

「そんりょうやきはちろうしまつひかえ」です。
平成14年、『あかね空』で第126回直木賞を受賞した、山本氏のデビュー作。
札差(ふださし:武家を相手にした金貸し業)の米屋を助けるべく、仲間を使いながら活躍する損料屋(庶民相手に鍋釜や小銭を貸す職業)の喜八郎の話。全4編。
全4編はそれぞれに完結しますが、時間の流れとしては、繋がっており連作小説となっています。

なんだか括弧ばかりですが、現代風に概略すると
「経営能力がなく、仕事仲間にも馬鹿にされた、倒産寸前の2代目社長に、初代社長の恩を受けて、立ち上がった訳ありの助っ人。騙されやすい2代目社長の様々な問題を解決していく話」というところです。

個人的に面白いと思ったのは、人の良い2代目社長(米屋政八)のキャラクターです。同業者にことごとく騙される煮え湯を飲まされ、ぎりぎりで助けられるけども、あまり助っ人(喜八郎)を快く思っていない。
ある場面では、喜八郎の策に納得いかないまま、それでも傀儡のごとく指示されたとおりに演ずる米屋政八。また、ある場面では、以前騙された相手に同じように騙され、それを喜八郎に見抜かれた時の狼狽ぶり。
まるで、ダメ社長なんだけども、自尊心が強い。でも憎めないキャラクターとして描かれています。

また、まさに現在のような、いわゆるバブルがはじけた後の不景気真っ只中の江戸時代にあって、力強く生きる庶民が描かれており、いろんな意味でも勇気つけられる作品となっています。

江戸の庶民の色合いが好きな方、また斬り合いがなくても時代劇を愛する方におすすめです。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2005年02月13日(日) 17時29分03秒

「ビジュアル版最後の藩主」 監修・八幡和郎

テーマ:★読後感想:作家別【その他】


著者: 監修・八幡和郎
タイトル: ビジュアル版 最後の藩主 四七都道府県別の幕末維新

「江戸三○○藩 最後の藩主」を下敷きにしたビジュアル版のようです(本書の「はじめに」より)

幕末という時代背景の説明(第1部)に加え、「幕末」という、とんでもない時代に生きた全国の藩主について、各地方毎にまとめられています(第2部)。
しかもビジュアル版ということで、写真や図版を多く用い、非常にわかりやすいのです。顔写真を見るだけでも、感慨深い。

特に第2部は、「うち(この地方)の殿様ってのは、幕末で何をした?」というテーマで本書を読むと、知らなかったことがたくさん分かります。

で、「面白い」と思ったのは、それぞれの藩(≒現在の都道府県ではありません。千葉県などは15藩もあるのです)が、下記のような形で整理されているところです。

【幕末】
臣従:幕府に忠実
反発:勤王・倒幕の立場を明確にしている

【戊辰戦争】
勤王:官軍(もしくは官軍を応援)
佐幕:幕府軍(もしくは幕府を応援)
日和見:どっちつかず

【明治維新後】
出世:言葉の通り
災難:隠居、謹慎や減封などの処分を受ける
死亡:維新期間中に死亡

この組み合わせを全国の藩主それぞれに当てはめています。

で、例えば、【幕末】は臣従で、【戊辰戦争】で日和見なのに、【明治維新後】では出世したりする藩主がいたりすると、(うまいことやりやがんなぁ)と思ってしまいます。
生きていれば、いろいろと教示いただきたかったなぁと大人心がくすぐられたりします。

体系立てて幕末を知りたい(また、明治維新後も知りたい)という方におすすめです。

★(本書(ビジュアル版)ではありませんが、ベースとなっている「江戸三○○藩 最後の藩主」を紹介しているブログ
■「しょこログ~Bookloversの書庫~」 さんの記事
■「読書日誌」 さんの記事
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
1 | 2 次ページ >> ▼ /

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。