こんにちは、スタッフHです
本日はボジョレーヌーボー解禁日!
不安定な世界情勢で、
価格も高騰しているようですが
『新物』という魅力的なワードには
心が躍りますね!
この日を心待ちにしていた方も
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか
このオレンジワインがすごく美味しそう
フルーティーで辛口だそう。
見た目も華やかで素敵ですね。
せっかくなら
ワインと一緒にお魚料理を頂きたいですよね。
フライパン一つで作れる
アクアパッツアはいかがでしょうか?
写真は初夏に調理したものなので
魚は旬のものに変えて作ってみて下さいね!
この時使ったのは、
「すごく良いものが入った!」との
噂を聞きつけて購入した
用宗産舌平目。
せっかくなので、「胴中」と書かれた
いちばんおいしいところを手に入れました
はいコチラ!
価格は変動するので一応指で隠しました
見てください!この厚み!
そして卵を持っている!!
結構前のことですが、
NHKのお料理番組で
アクアパッツアの作り方を見て
ショックを受けました。
というのも、
今まで自分が自己流でやっていたのは
白ワイン蒸しで、
全然アクアパッツアではなかった事を
知ったのです
しかも、丸のままのお魚じゃないとダメなんだと
勝手に思い込んでいましたが、
切り身でも美味しいとのこと......
目からウロコです。
魚だけに
とりあえず、プチトマトを用意。
舌平目には塩をします。
水気を拭ってから、
オリーブオイルを入れたフライパンで
しっかりと焼き目をつけます。
裏返して反対側も焼きますよ。
これだけでも美味しそう
このステンレスのターナー、すごく使いやすくてオススメです。
調理に使っているのは、合羽橋で買った
山田工業所×釜浅商店の20cmの鉄フライパンです。
小さめの鉄フライパンは何かと重宝しますよ!
オススメ!
鉄のフライパンの愉しみの一つは、育てること。
テフロンなどは加工が剥がれたら
買いなおす事になってしまいますが、
鉄のフライパンはきちんと手入れして使えば
末永く愛用することができます。
手をかけて、使えば使うほど、
良い感じに育っていくのが楽しいです。
是非、鉄フライパン仲間になりませんか
お水を入れて強火で熱します。
こちら、揚げ物をしているようにも見えますが
強火でぶくぶくと沸騰させています。
「煮魚は泡で煮る」って、聞いたことがあったような。
ほぼ魚には火が通った感じ。
切ったプチトマトとあさりを入れます。
※アクアパッツアは、イタリアの漁師さんが
海辺で海水を使って作ったのがはじまりとのこと。
なので、あさりは海水を再現するためのものらしいです!
(ということは、美味しい海塩があればアサリあさりが無くてもOKなのかな)
煮汁を絶えず舌平目に回しかけます。
煮詰まってきたら、
ヒタヒタを保つようにお水を足して。
時々灰汁を取り除きます。
オリーブオイルを全体に回しかけます。
結構たっぷり。
グツグツと強火で、煮汁を乳化させていきますよ。
このオリーブオイル、
ちょっとお値段しますが、すっごく美味しくて
サラダを食べる時の生食用にしています
(今回は加熱用を切らしていたので特別です)
煮汁が乳化して、
さっきより白っぽくなっているのがわかると思います。
仕上げに、
パセリなんかがあると良かったのですが
家庭料理だし、無いので省きました
お皿に盛りつけて出来上がりです。
これ、ずっとフライパンで火にかけていただけですよ。
簡単!!!
映っている緑の蕾のようなものは、ケッパー。
ケーパーといったり、ケイパーといったり
これを入れると、お料理がグンと美味しくなるので
コチラと全く同じものを常備してます。
↓
普通にスーパーでも手にはいりますよ。
あら、Amazonの方が安いですね
舌平目の身は、フワフワ。
あんなに強火でグラグラしていたけど
まったく固くなっていません。
卵の部分も、もっちりして本当に美味しい~
濃厚な舌平目の旨みが溶け出した煮汁も
抜群に美味しい
これはバゲットが欲しい~
魚のうまみ成分であるイノシン酸に
トマトのグルタミン酸、グアニル酸が混ざり合い
美味しさがグンとアップするんですよね。
うまみの相乗効果!
美味しくならないはずが無いんです。
手元にお魚があって、
どう調理しようか困ったら
アクアパッツアにしてしまえば
間違いないような気がしています
いや、ビックリするほどめちゃくちゃ簡単でした。
賞味10分くらいでこの美味しさ!
新鮮な魚が手に入ったら
この食べ方を是非試してほしい......
余談ですが
この調理法のあまりの簡単さに
味を占めて、調味料を和風にチェンジして
カサゴの煮魚も試しましたが、
イケマシタ!!!!
お魚料理のハードルが下がりまくりです。
書いていてお腹が空いてきてしまいました。
是非お試しくださいね。
オレンジワインで乾杯~
スタッフ【H】