サラリーマンでも会社を買う時代となった現代において、
事業継承が年々注目を浴び、相談も増えています。
そこで今回は、現代の事業継承にも参考となる
リーダーシップのポイントを歴史上の人物からご紹介します。
事業継承に関わらず、組織におけるナンバー2を育てることは大切です。
上杉謙信は偉大なカリスマ武将でしたが、組織内のナンバー2がうまく機能しなかったことで、
彼の理想に付いていけない部下が多くいました。
背中を見せるカリスマタイプの経営者には、その方針を組織に落とし込むことができ、
かつ実行力のあるナンバー2の存在が必要です。
確かに、創業者のカリスマ性が強いほど、後継者のプレッシャーはも大きくなります。
だからこそ、創業者が事業継承を考えたら、まずやるべきことは
「次世代リーダーの育成」「会社理念の浸透」です。
「上杉景勝」はまさに背中を見せるカリスマタイプの寡黙な武将と有名ですが、
その上杉家にあって名宰相といわれたのが、大河ドラマでで有名になった「直江兼続」です。
彼は寡黙な景勝を、謙信に劣らないカリスマ武将として演出していました。
ナンバー2のお陰で、部下は景勝を慕っており、兼続はあえて嫌われ役を引き受けることで、
景勝のカリスマ性を高めることもありました。
現代においてもこれが理想のナンバー2のあり方であり、
企業の発展を考えて正しい選択ができる人物なのが理想的です。
皆様の動物病院にはナンバー2はいますか?