5日ぶりに家に帰りましたら
出迎えてくれた我が家の猫のハゲが増えておりました
家を出る前は一つだったのに…
二つ、三つ…予備軍がいくつか…
ハゲたところをみて見れば赤くなっていて心配になり
病院に連れていきました
ゲージに入れて車で病院に向かうまで
大騒ぎのお嬢さま
病院に着いた途端に静かになり
先生に診てもらう間も僅かに震えながら黙って辛抱
安心させようと体を触っていたら
私の手をぺろぺろと舐める
そして私の顔を見る
信頼されてるのかな、
とそう思ったらなんだか嬉しかった
いつもこねくり回しているだけなのに…
注射二本も一鳴きもせず
診察が終わってゲージの蓋を開けたら
自ら静々と退散していきました
看護婦さんが大人しくて偉いですねー、と褒めてくれたのが自分の事のように嬉しかった
親バカだな
診察室の壁をみて見れば猫の爪の痕だらけ
騒ぐ猫は部屋中駆け回るらしい
ちなみに原因は猫同士の喧嘩
噛まれたところからばい菌がはいったのだろう
ということでした
頭にハゲをつくっていたので
逃げずに闘っちゃうですね~
と言われ
お嬢さまのお転婆ぶりを再確認しました
それでも病院なんて恐ろしい場所に連れて行かれながら
注射を打たれても泣き事を言わず
ひたすらジッと耐えたあいつ
ちょっと尊敬しました
ストレスや嫌な事をされても
文句を言わずに耐えて
ここぞと言う時には闘う
名前はもも

