Discostar☆Love F.D.O.Y. 2016-#13 | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。

Discostar☆Love
First Day of the year 2016 #13

最初から #1
前回のお話 #12




「俺・・・

もう余裕ないからさ、」




グイって引っ張られて

大股で翔ちゃんとの距離が詰まると

腰に手が回された。



なん、か。



いつもだけど

おれ翔ちゃんと一緒にいると

オンナノコの気分になってくるよ・・・




スマートで



紳士で



背なんてほとんど変わんない・・・

てか

むしろおれの方がちょっと高いくらいなのに。




ベッドルームに入ると、

二人で縁に腰掛ける。



なんか・・・

改まって、とかさ




「ハァ、なんかキンチョーすんな」




翔ちゃんも、そうなんだ・・・


おれだけじゃないんだ・・・




「うん・・・キンチョーする。

ふふ、なんでだろうね、

初めてじゃないのにね。」



「そりゃお前・・・

雅紀が、いつだって魅力的っつーか・・・


って俺何言ってんだろな、」




「くふふっ、飲んでないのにねっ!」




「そーだよ!

そーだわ!

なんか妙にキンチョーすんなって思ってたら

そうだよ俺今日飲んでねェわ!」



「くふふ、一杯くらい飲む?」




ビールを持って来てあげようと思って立ち上がったら、


また手を引かれて


背中が、スプリングを揺らした。