ニノに5ドルって言われたミネラルウオーターを交代で回し飲みしながら、ゲームに集中していた・・・
はず、 なのに・・・
「まぁくん!まぁくん!! ホラ、翔さんからメール来てるよ!」
ニノに揺さぶられて ハッと目を覚ました。
『お待たせ 寝ちゃってるか?
10分くらいしたら行けると思います 翔』
着信の時間を見てアレから3時間も経ってたことに気がつく。
「あ~!にの、ごめん!おれ寝ちゃってたね?」
「・・・別にいいですよ。こうなる事は予想出来てましたからね。」
「うん、ごめん。フフッ、やっぱにの には叶わないね!じゃ、おれ、行くね?」
「はいはい。おやすみなさい。もう来ないでくださいね」
ゲームから目を離さないままヒラヒラと手を振るニノに手を振り返して、またそっと廊下の人影を伺いながら、今度は翔ちゃんの部屋にスペアキーで入る。
部屋の奥・・・、深夜のバルコニーで夜景を見てる翔ちゃんは本当にかっこよくて
「しょぉちゃん・・・夜会おつかれさま」
翔ちゃんを大事に、大切に、愛おしいと想うおれの気持ちがこの腕から翔ちゃんに伝わりますように・・・って、そっと・・・、その背中に引き寄せられるように、抱き締めた。
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どうも。
先日アップしました『Hawaiian Night』の前編と後編の間の妄想Short Story、雅紀サイドのお話でしたがお楽しみいただけましたでしょうか??
実はですね、今回の『Hawaiian Night Half』はさくの初期からの読者様でお友達のみょんちゃんとのコラボでした
んふふ。
みょんちゃんはアメブロでは活動してませんがpixivでお話公開してます。
5人のワチャワチャが楽しいお話がたくさんあるのでお時間あれば是非覗いてみてくださいね~
→ Hawaiian Night 後編を読む