わたくしごとですが、
三男坊、中学校を卒業しました。
我が家から義務教育の子がいなくなり、
何とも言えない気持ちに浸っている私です。
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自分らしく生きると決めたあなたを
とことん応援する臨床心理士
佐瀬りさ です
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「卒業式」に出て、在校生や卒業生の合唱を聴きながら、
あぁ、もう、合唱を聴くこともないんだなぁって思ったら、
何だか、とても愛おしい気持ちになリました。
家に帰って、
次男坊に、「いい卒業式だったよ！合唱が感動的でね！」と伝えたら、
／
聴いてる方は感動だよな。
歌ってる方はわかんないけど
＼
と言われ、
あ、そうかと、ちょっと落ち着きを取り戻した私。
他の学年の合唱を聴いて感動する。
だから、きっと、自分のこの声も、
誰かに届いているんだろうと思って歌う。
自分の声なんて、ちっぽけで、貢献しているかどうかもわからないけど、
このひとりの声が、数百人集まると、大きな力になることを
信じる。
学校で学んでいることって、
なんかそんなことなのかもしれないなぁって。
勉強を学ぶだけなら、
はっきり言って、もうyoutube先生の方が優秀だったりしますよね。
面白く、飽きさせない授業が
たくさんあります。
個人の能力を高めるためなら、
学校じゃなくても、高める方法はたくさんあるし、
その方が効率が良いのだと思います。
だけど、学校じゃなきゃできないことは、
同じ「体験」を共有すること。
「ひとり」が集まって、
「みんな」になることを知ること。
「みんな」の中にも、「ひとりひとり」がいて、
その一人ひとりが違うことを感じること。
そんなようなことを、
肌で感じ取ることなんだなぁって
思ったんですよね。
この肌感は、
小学校や中学校の、
雑多な集団だからこそ、よりしっかりと感じられるもの。
高校以降の、
自分と近い学力の、自分と近い家庭環境の
自分と近い考え方の、自分と近い価値観の集団の中では、
なかなか得られない、大切なものだなぁと
思うのです。
全く違う人たちと、
どう折り合いをつけていくのか。
折り合いがつかないときに、
どうしていったらいいのか。
本当はここを学ぶ場所なんだよなぁって
感じたんですよね。
卒業式で、
卒業生が「正解」を合唱してくれました。
この歌の歌詞が本当にそうだなぁって、
思いました。
答えのない問いにどう自分なりの答えを見つけていくのか。
その答えの見つけ方を学ぶ場所。
それが義務教育なんだよなぁって
つくづく感じました。
「正解」の歌詞の一部を抜粋しますね。
この類の問いには、幾つになってもうまく答えることはできないけれど、
「ワタシにピッタリ」な答えは、ココロや体の声を聴くことで
見つけていかれるなぁと感じています。
あぁ答えがある問いばかりを教わってきたよ
そのせいだろうか
僕たちが知りたかったのはいつも
正解など大人も知らない
喜びが溢れて止まらない夜の眠り方
悔しさで滲んだ心の傷の治し方
傷ついた友の励まし方
こんな、答えのない問いに
自分なりの答えを見つけていく。
それもココロケアノートでできるなぁって
思っています。
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