323 「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」 猿の猿による、猿の革命映画 | ササポンのブログ

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映画ファンの不安は
ティム版のあれ・・
あの失敗で
やっぱ、もうないよ
「猿の惑星」は・・・と

前日談
ま、それしかないだろうが

またかよ・・

そう思った人も多いだろう

もう
アメリカ映画は
またかよ・・しか
なくなってしまったので
その
またかよ・・の中から
面白いものを探さないといけない

この映画も
全然見るつもりはなかったけど
予告編をみて
「あ、これは面白いほうかな・・」と
思い
ま、連休で暇だったので観てみました

うん
予想を超えるほどではなかったけど
面白かった




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「猿の惑星」の前日談・・ときけば
大体
内容は想像できると思うが
おそらく
貴方が想像した物語から
あまり
相違ない・・映画です

つまりは
この手の映画、
つまり話が決まっているような映画の
良し悪しを決めるのは
見せ方・・だと思います

この映画
本当に見せ方がうまい

猿の群れが
大脱走した後に
突然、静かな住宅街が
映る
住民の普通の生活
歩くサラリーマン
乳母車を押すお母さん
その姿に
最初、頭上からパラパラと
枯葉が落ちる
「ん?」と
顔を上げる男
次の瞬間
雨のように葉っぱが
どどど!!!という音を立てて
何十匹の猿が並木の上を!!

こういう映画的な快楽に
出会うと
結構
内容はどうでもよくなってしまう




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この映画
僕の好きな役者が出ている

ジェームズ・フランコ
フリーダ・ピントー
そして
ジョン・リスゴー

でも
正直、人間は本当に据えもの
どうでもいい・・です

主人公回りの人間以外は
みんな間抜けか
極悪というのも
B級娯楽映画の鉄則

とにかく
人間側のドラマは
どうでもよく
中心なのは猿・・・

そこのところが
この映画の成功の一因だ

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とにかく
猿たちの表情が豊かで
セリフがなくても十分にドラマになる
それに
知能の発達した猿同士は
手話で話すという
B級的な発想もよい

恐らく
3部作の間に
地球を猿に征服されなくてはならないので
猿のリーダーは恐ろしく賢く
性格は高貴なカリスマでなくてはならない

その点
シーザーは完璧です

つまりは
この映画は猿のシーザーを
かっこよく見せるためだけに
神経を注いでいるのです

その努力はとても正しく
見事に
革命映画になっているのですよ

つまりは
この後
このシリーズは
猿による革命映画シリーズになると・・・おもう



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