…さて、さっきまでいいねが8で、こりゃマック行った話するしかないなと思ってたら、現在14いってしまったので、悔し涙に歯を食いしばりながらボクシングトレーニングの奥義に近いものを言ってしまいます。(号泣)
…。
…言っちゃいますよ?
…本当に言っちゃいますよ??
…。
…俺のボクシングの奥義を、サラッと言っちゃうと。
…。
……。
変化。
その一言に尽きる。
…。
常に、変え続ける。
変えることだけは、変えない。
変わることなく、変え続ける。
…。
…根本的な話なので、根本的なとこから。
…そもそも、生き残るものとは、何か。
…動植物発生以来、無数の動植物は絶滅していった。
おそらく地上最強を誇った恐竜さえも。(これは隕石衝突説等様々あるけど)
…現在この地上に生き残った動植物は、何が優れていたのか??
…必ずしも、強さだけが生き残る条件ではない。
…生命力?
…したたか?
…適応??
…そう!
「適応」つまりは、「変化」だ!!
進化論を最初に発見し唱えた、チャールズ・ダーウィンは言った。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一、生き残るのは変化できる者である」
…話をボクシングに縮小して。
ボーッとルーティンで毎日同じことやってた方が肉体的にも精神的にも楽だけど。
…一生懸命やれば、楽ではないな。
楽ではないんだけど。
それだと練習もマンネリ化して、どうしても効果も薄くなる。
どんなに我武者羅にハードなトレーニングを重ねてても、だ。
…筋肉一つとっても、超回復には48時間かかると言われている。
毎日同じようにトレーニングするには、やはりある程度抑えなくてはならない。
もしくは、超回復が終わってない段階で、さらに筋肉を痛めつけなくてはならない。
…さらに。
80キロのバーベルだけを上げてたら、80キロのバーベルを上げる筋力が出来てくる。
…そりゃ「副次的に」50キロのバーベルを上げる能力も増えるし、100キロも上げやすくはなると思うけど。
80キロをたくさんあげようと思ったら、100キロも50キロも練習した方がいいんだ。
もっと大胆に、10キロだけの日があってもいいし、ガッツリ追い込んで二日休息するのもいい。
…10代のボクサーと30代のボクサーが、同じ練習してるのもおかしい。
適応させていくのだ。
…トレーニング自体、変化させる。
今日はスピード、今日はパワー、今日はテクニック、今日はスタミナ。
ロードワークもそう。
毎日同じ距離を同じように走ってたら、つくスタミナはその距離を同じように走るスタミナだけ。
…人間の筋肉や脳神経は、怠けやすいように出来ている。
…例えば最初に一輪車乗ろうと思ったら、色んな神経がフル活動し、神経細胞も伸びていく。
けれど慣れちゃったら別にそれ以上神経細胞伸びたりはしない。
慣れるしたがって、大した刺激にならないようになっていく。
…ボクシング自体もそう。
ボクシングなんて特にマンネリ化しやすいから、意識して変えていくことが重要だ。
…。
ボクシング自体も同じ。
…同じタイミング同じスピードで同じパンチが来たら、避けやすいだろ?
だから、変える。
強弱、緩急、スピード、タイミング、コンビネーション。
…。
…大抵のボクサーは、スパーのある日とない日で、練習内容ふた通りくらいじゃんか。
それがほとんどの人だから、間違ってるとは言い切れないけど。
そこを、変えるのさ。
変え続けるのさ。
…そりゃなんとなーく同じトレーニングしてたら、皆と同じように伸び、同じようなところで止まり、同じようなところで衰える。
それやってたら10中8.9の人にとって、現在のボクサー定年37歳未満、つまり36歳以下が適当だ。
俺が当時日本最高齢の42歳までプロボクサーやり続けられたのは、何故か。
変え続けたからさ。
…トレーニング内容を、強度を、焦点を、時間を、相手を。
変わることなく、変え続けた。
…肉体的な衰えさえなければ、あと10年は強くなり続ける自信が、本当にあった。
…概論が長くなり過ぎなさでまとまらないので、ロープは、明日にしよお。笑
追記 バーベルの話は、例えばの話で、具体的数値やトレーニング計画は、必ず専門トレーナーやGoogle先生からデータを取った上で、実行・検証・改革を繰り返してください。
ボクシングで一番伸びない人の典型は、「トレーナーの言うことを聞かずに我流でやる人」です。(ごく稀に我流で凄い人がいるけど、確率として非常に低いです)
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