これ、俺世代から上の人にしか共感されないんだけど。

…かつて、「ボクシングの試合は、ゴング前から既に始まっている」と言われていた時代があった。

レフェリーの試合前の注意を聞く時に、注意なんてそっちのけでバチバチと選手同士睨み合いをするのだ。

当時の言葉で言うと、「メンチ切り合い」もしくは「ガン飛ばし合い」。笑

先に目を逸らした方が負け、とされていた。

で、それをトレーナーも分かってるし、当時の常識だったもので、皆張り切って睨み合いをしていた。

睨み合いしないボクサーは臆病者みたいな空気があった。笑

…多分観戦してる方もそこから盛り上がってたんだと思う。笑

…先に目を逸らした方が負けなので、いつまでも睨み合いしようとし続けたりして、トレーナーに腕引っ張られたりしてて。笑

…これ、今考えると笑い話でしかないんだけど、皆マジだった。

…たぶん、これを変えたのは、世界六回級制覇チャンピオンのオスカー・デラ・ホーヤ。

相手が一生懸命睨みきかせてるのに、全くのシカトで上を見上げてた。

…確か亡くなったお母さんを見てた、だった気がする。

…で、ゴングがなるとバカスカ倒しまくって。

…それを見た日本中、もしくは世界中のボクサーは、「あ、睨み合い関係ないじゃん」と気付いた。

…俺自身も、睨み合いした記憶はないなぁ…初期の頃したかな??


…しかし、近年また再び、「じゃーフェイスオフお願いしまーす!」とか言って、計量後に睨み合いさせられるようになってきた。完全にマスコミ向けだ。

…マスコミの絵にはなるんだろうけど、個人的には正直ちとアホらしいのが本音である。笑


今思うに、皆進んでガチでやっていた試合直前のあの必死の睨み合いは、一体何だったんだろうか…。



あれ、画像ググったら今でもやってるな…笑




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