歳が上に離れた人の、「昔は…」って話、面倒臭いじゃんか。

今はもう今なんだよと。

そんなんもう時代が違うし、今の自分やこれからには全く関係ないからと。

…ってのと。

「いやー、ホント時代が変わっていろんなもんが変わったよな。何ぃ?そんなに簡単になってるのか今!?いやー昔はさぁ…」と、自分も言いたくなるその気持ちが分かるようになってきた佐々木です。

…ちなみに俺は白黒写真ないけど、2・3歳年上の人は赤ちゃんの写真白黒だったりするからね。まぁ今でも作ろうと思えば作れるけど。

投資家けーちゃんが勧めてた本を、どれどれと購入。

「90歳。何がめでたい」。

洗濯するのに、井戸からタライの水を一回一回ガラガラガラーと引き上げて、一枚一枚洗濯板で洗っていたのが、井戸にポンプがついて、いつでもたくさん水が出せるようになった、あらチョー便利!時代は変わった!!

といった感動が綴られている。

もちろん水は全て井戸が常識で、水道なんて奇跡だった。

…現代日本で、今も普通に生きてる人ですよ??

…俺等世代も洗濯機はあったから、手洗いなんぞしたことしたことない人も多いと思う。

…俺が最初に手洗いを覚えたのは高校生の頃。…の話はまた明日か明後日に置いといて。


〈聞こえないことで困るのは、それが他の人には見て分からないから〉

分かるー!

…俺も実際タウタンパク若干溜まってるし、海馬も相当ダメージ受けてるだろうから、思い出せないことがよくある。

…足がない人や目が見えない人だったら見て分かるし、そういう人用の社会福祉も整ってる。

しかし脳の中の問題は、全く見えない。

忘れてても、忘れられた方はイラつきしか覚えない。

「忘れてた?なんてけしからんヤツだ!!」しかない。

…。

小さい頃の記憶は、皆それぞれある。

しかし人生の終焉に差し掛かった時の気持ちは、それまで分からない。

それを体験することはできなくとも、知ってさえいれば、幅広く他人と自分の人生を理解することができるんじゃないか。

人の実体験の凝縮を、感じることはできなくとも「知る」ことができるのが本の良さだね。







格闘技ランキングへ

にほんブログ村 格闘技ブログへ
にほんブログ村