この横面を、真横から見て完全な水平を目指す。

(例えばこの場合、よく見ると奥側の上の方、正面から見て左上の辺りが少ーし窪んでいるので、そこに雪を盛る。真ん中らへんと右下の辺りは少し出っ張っているので、削るかもしれない。)


少しでも歪んでいると、さらに雪を持ったり削ったり。


壁も、軽ーく命懸けで上まで上がり、そこから真下まで水平を確認する。


……誰もそんなん見ねーーっての!!笑笑

雪まつり見に来る人の、誰がそんなの気付くのか??笑笑



気付いた人が千人のうち一人いたとして、何か問題なのか??笑笑


……などどバイト同士で爆笑してたのだが。

社員さんにも、馬鹿にした風にならないよう聞いてみた。

「これ、真横から見ても慣れなきゃ分かりにくいもの、正面から見たら誰も気付かないですよね??笑」

「笑 そうですね。……ただ、真っ直ぐだと今何も感じないかもしれないけれど、ぐにゃぐにゃ歪んでたら目立つかもしれない」

……。

……!

言われてみれば、ペンキ塗りも同じで。

ペンキを綺麗〜に塗ることは、結構難しい。

……が、綺麗に塗ってあっても、全然目立たない。

……けれども、汚いと目立つ。

つまりは、綺麗で当たり前。普通。

それをするのは相当な技術が必要なんだけど、それで当たり前。

塗装職人も、「これ塗るの難しいんだよ!?」なんてイチイチ騒いだりしない。

「ボクシングは実際やるとメッチャ難しい」と俺は騒いで止まらないが。笑笑

……例えば、6ラウンドだっていい、スタミナ切らさずに最後まで戦い続けることなんて、やってみたらビックリするくらい難しいから!

……けど見てる方からすると、キッチリやれて当たり前。

途中バテてヘロヘロになってたら、みっともなくて目立ちまくる。

……違う角度でいうと、見ても分からない、分からせない努力。

こういうものが、この世には沢山あるんだなと。

一見どう見ても無駄で、意味ないと思えることにも、実はそれがあって当然になってるだけで、なかったら全然ダメなんだよと。

ボクシングなんかもまさにそうで。

4回戦のヘロヘロジャブを放つために、どれだけの練習を重ねなければならないか。

あのリングの上に上がり雌雄を決するのに、どれほどの勇気が必要となるか。

スパーリングでいい、たった1ラウンド戦うことがどれほど大変か。

それをちゃんと知った人には、12ラウンド戦うなんて人間のなせる業には思えないに違いない。

……しかしそれもやっていけばできてしまうんだけど。

……その、見てポンと分かるものの裏には大変な努力があるんだよということの他に。


もう一つ。

……あんだけ、大勢で2週間くらいかかってえっちらおっちら作った雪像。

……本当に、壊してほしくなかった!泣

……やはり翌日には完全崩壊。

早いと当日夜には崩すそうで。

……むむむ!

芭蕉から一句

〈夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡〉

兵どもの夢の跡である、夏草を見る気持ちだった。

形あるもの全ていずれ無くなるにせよ、その本番……まぁ1週間あるけど……に花を咲かせるため、えっちらおっちら2週間くらい

かけてうん10人で作るわけだ。

で本番。

一瞬で終わり。

 終わって翌日にはもうただの雪の山に。




……ボクシングもしかり。

ひと試合のために、2〜3ヶ月くらい前から準備を始め、減量計画したりスパーリング計画したり。

一人孤独に飢えに耐え。

延々と長い日々。

……始まったら一瞬。

下手したら1ラウンドで終わっちゃう。

……その一瞬のためだけに、膨大な労力を費やす。


……しかし、だね。

……芸術作品なんかは残るし、だからといって否定することもないけど。

この世の価値あるものの中には、その瞬間にのみ光り輝く類のものもあるんだなぁと。


多くの人には見えない、長く細かな努力。

準備して準備して、パーンと本番終えたらそれで終わり。


雪まつりとボクシングは、その2点で似ていた。



>ブッキー さん
ありがとうございます。気をつけときます。

>山さん
本当に大筋そんな感じでしょうね。
俺もそれ以上は分かってないんですけど。笑


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