(続き)肺がんのステージ4。

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ボクシングトレーナーをやってた刀根健さん。
さらに脳をはじめ、全身に転移。
……転移しちゃってたら、もうだいたいダメなものとの認識だったが。
……。
……交通事故みたいなもんだよな。
……交通事故ならまだ加害者もいるが、相手が癌の場合、加害者もいない。
……このまま死にゆく姿をSMS越しに眺めているしかないのか……。
「心配いりません。僕は、治ります」。
……。
……仮に治らないとしても、最後まで希望と共にいた方が本人も周りも幸せだろう。
……ただ、残念だ。
命はいずれ終わりが来ると分かってはいても。
……しかし、残念だ。
「心配いりません。僕は、治ります。癌では死にません」。
哀しかった。
信念に燃える人が、勝てない戦いに果敢に挑む姿が、哀しかった。
……。
しばらくして。
「ガン細胞が、減りました!」
……?
……まぁ、そういうこともあるのかな。
……まぁ、上下を繰り返しながら体を蝕んでいくのか。
……。
「体調も良くなってます!」
……??
「さらに癌細胞が減りました!!」
……!???
「ほぼ良くなって、退院しました!経過観察は必要ですが、ほぼ治りました!!」
……!?!?!?
マジすか??
そんなんあんの??!!
マンガとかドラマじゃなくて??
「僕の体験は、書籍化されることになりました」
ということで、この奇跡の体験が、ついに書籍化。
俺も一冊ゲット。
読んでみた。
……あんまり内容は言っちゃいけないが、刀根さんは趣味思考がかなり自分と似ていることに気がついた。
……ありとあらゆる試行錯誤を重ねる。
そしてそれまでの体験と知識を総動員させて、ほんのわずかな可能性を掴みに行く。
まさに死に物狂い。
……で、読み進めていくうち。
納得がいった。
たまたま運良く治ったのではなくて、刀根さんが自分で引き寄せたんだ。
それは現代科学のショボい力では、まだまだまだ解明されないパワー。
だけど、それは確かに「ある」。
その大いなるパワーへの、布石。
……。
……ああダメだ、今日はまとめようと思ってたが終わらない。
続きは明日にしよう。

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