2007年、親友対決(マブダチタイケツ)。

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友達だった小暮フェイフォンと、「いっちょやるかぁ!?」って話になって、後楽園ホールで公式試合として対決した。
「やるからにはマジでやってくれよ。スパーではやられてるけど、俺は本番は強いから」と言われて後楽園ホールでやった試合。
本人同士で話が決まり、後からそれぞれのマネージャーに話を通して決まった、特殊な経緯を持つ試合。
……ボクシングには「じゃんけんの法則」があって。
俺に勝ったことのある戸田憲士にフェイフォンは勝ってるけど、俺はフェイフォンとやると俺に相性がいいと。
……これを突き詰めていくと、モハメド,アリにも俺勝ってるという計算もあったけど。笑
……試合をしながら、「フェイフォン、それじゃダメなんだよ。それじゃ俺には勝てないんだよ」と、残念に思った試合。
自分でも気付かなかったが、当時まだやってた深夜放送(昔は当日の試合が深夜放送されることもよくあった)で、「マブダチ対決、勝者の佐々木、笑顔はありません!」とレポータが中継し、本当にニコリともしてない自分の顔を見て驚いた。
……あれから、12年。
もちろんお互い引退して、久々に会った。
姪っ子と幼稚園が一緒で、試合を見に行ってた義弟が気付いたんだっけな確か。
……先生の訃報を聞いた翌日。
……元気もらった。
……今更だけど、友達ってのはつくづくいいなと思った。
……今からまたホールで拳を合わせた友達って、作れないからね。
高校生時代を共に過ごした友達なんかもそう。
もう二度とその時には戻れない。
今いる友達を、大切にしたい。

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