さて、特に書けることもないので、こないだのヴィパッサナー瞑想からの、仏陀の悟りについて。
もともと知ってたこと。俺の解釈も含む。
……ブッダは、「老・病・死」を怖れた。
「老・病・死」がどうしても嫌だった。
その苦しみから逃れるためには、どうすればいいか。
なんとかしてその苦しみから逃れられないか。
そこで、悟った。
「欲を捨てる」こと。
欲があるから、それを失う苦しみになる。
欲を捨てれば、失う苦しみがなくなる。
あらゆるものに執着をしない。
それが結局は一番楽になる方法だった。
……が。
この悟りの内容についてはあまり出てこなかったが、「執着、渇望、嫌悪」の三つがいけないと繰り返し出てきた。
それが苦しみを生むのだと。
……しかし、ボクシングの場合。
ベルトへの執着、勝利への渇望、敗北への嫌悪がなければ、俺は東洋チャンピオンにはなれなかった。
この疑問点は、今後の課題であると同時に、先生に個別質問をしに行った。
その答えは、おおよそ納得、しかし少しの疑問が残るものだった。
ホープ、つまり希望することは良いことだと。
しかしそれが執着になると、様々な弊害を産むことになると。
……何となく分かる。
何となく分かるけど、その境界点はどこなのか。
希望はどこから執着や渇望になるのか。
……まだもう少し、考えるでなしに感じることができそうだ。

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