ボクサー脳症の検査

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必ずしもボクシングにとってプラスのことばかりではないけれど。

実際に起こっていることに対して、見て見ぬふりをするんじゃなくて、正々堂々解決へ向けての道を探っていくことの方が重要だと思う。


前日から二日間かけて、北海道から千葉にある放射線医学総合研究所(放医研)へ。

ボクサー脳症の検査。


……「放射線医学」とはなんぞやとそもそも分かってなかったけど。

単純にレントゲンとか、CTとか、今回のペット検査も含め、そういうやつだね。


千葉駅直結のホテルにて前日泊。


気分良く眠った後、タクシーにて放医研へ。

まずは脳のMRI検査。

……まぁ、慣れたもん。

やたらうるさく、長い。

……あれ、俺の予想だけど、いずれレントゲンみたいに一瞬になるんじゃないか?

……そしたら、「昔はMRIも大変でさー」って話になるわけよ。

……ちなみに、CTだけじゃ脳内の細かい出血だとかは映らないみたいよ。


ボクサー脳症の研究者として日本の第一人者と言える高畑先生から説明やアドバイス、質疑応答を受け、PET検査へ。


……アルツハイマーとボクサー脳症では、症状は似てるが、アルツハイマーにあるベータアミロイドとタウタンパクのうち、ベータアミロイドはボクサー脳症にはあまり見られないそうだ。タウタンパクもアルツハイマーとは異なる分布の仕方をしていると。

それから、PET検査へ。

日本でPET検査ができるのは、現在ここだけだそうだ。

そもそも、研究目的でタウ検査ができるようになったのが2013年。

まだまだ治療法もサンプルも足りてないのは当たり前だろう。


ベータアミロイドとタウタンパクは、別々にやる。

……その際に使う薬を一回作るだけで数十万円かかるというウワサだ。

……なので、今後実用化されても、かなりの高額医療になることは免れない。

……それが、今はまだ研究段階ということで、交通費含め必要経費は放医研の負担で受けさせてもらえる。


……ただ、以前のブログ記事にもいくつか訂正。

○「良い薬が出来てて、海外からも見にきた人がいた」というのは、薬ではなく検査方法(機器?)らしい。薬はまだまだ開発途中だと。

○なのであくまで「任意での検査」のみが前提であり、治療はまだ方法が確立されていない以上施せない。あくまで「ボランティア参加」という形になる。

……何やら治療をしてもらえるものと俺の方で少し勘違いがあったみたいだ。

それでは純粋に後世のために研究材料として提供するということになり、それだけのために1日半使える人は限られてくるのではないかと思ったが、「治験」というものに当たらない限りそれが限度だそうだ。

この辺りは色々とややこしいルールがあり、つまりは「こんなメリットがあるから、研究材料を提供してください」とは言えないそうだ。

ただ、全ボクサーのうち約20%が患っていると推測されるボクサー脳症を、これ以上見て見ぬふりして放置しておくのは、どうかと思うんだ。

前回の俺の記事を見て、ボクサー本人から連絡きているそうだ。その他周りの人からの相談もあったのかな。放医研の方に直接連絡がいったので、誰とかは俺も知らない。

まぁ「メリットがある」とは言えない以上、何とも言えないんだけど。

ボクサー脳症の第一人者の先生に一度診てもらい、それも検査費用ほとんど出るというのは、それだけでかなりのメリットだと俺は思うけど。


というわけで、ひたすら検査。

来月に結果出ると。

同時期に検査受けた人がいたんだけど、その人もかなり満足してくれていて、紹介した俺としては良かった。


というわけで、タウタンパクやボクサー脳症が気になる人は、俺に相談してくれてもいいし、直接放医研の方に連絡してくれてもいい。

また検査結果報告します。



以前載せたものを再掲。



タウイメージング研究にご協力いただける方、あるいはタウイメージングに興味がある方、遅発性の後遺症やパンチドランカーの症状について医師と相談したいという方はご気軽にご連絡下さい。

ご連絡用のメールアドレス:cte.brain.assessments@gmail.com
ご連絡用の電話番号 :050-6876-9336
よろしくお願い申し上げます。

※タウイメージングは研究目的でのみ行なっています。放医研で定められた基準により、検査を受けられない場合もありますのであらかじめご了承ください。
※体内金属(ボルトなど)のある方、タトゥーのある方はMRI検査を受けることができません。
※守秘義務は完全に守られます



札幌の民泊物件の目印。外国人に分かりやすいように。





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