協栄ジム時代に、何度もハワイキャンプに同行した坂田。

対して亀田兄弟はまぁ面識ある程度。

一回家行って鍋ご馳走になったくらいか。

そりゃーどっちかっちゃ坂田応援になるわな。

ちなみに、試合の二日くらい前に内藤さんから電話。

「25日行くの?」とあとちょいちょい。

「内藤さん行きますよね?一緒に行きますか?」

「あ、俺、ゲスト解説だから」

知り合い同士の世界タイトルマッチを、知ってる人が解説する。

運動会のホームビデオとかじゃなくて、地上波のテレビ放送ってのが面白い。


坂田は相変わらずだった。

・・でも最後スタミナ危うかったのは初めて見たかな。

それは大毅が頑張ったというのもあるが、以前の坂田には絶対になかったこと。

しかし。

やっぱり俺の感想としては、大毅が強くなってた。

内藤さんとやった時とは全然違ってたね。


・・・彼等、兄弟と父ちゃん合わせて、三人の強力なブレーンに常に囲まれてるようなもんだからさ。

普段メシ食ってても、何かとあればボクシングの話になる。

ジム行って皆が頑張ってる中だと、自然とやる気もでるじゃんか。

それが46時中だからね。

常に創意工夫。

さらに試行錯誤。

絶対的信頼のおける同士に支えられ、支えつつ。

ボクシングのことを考える時間が圧倒的に多いよね。

プラス自分以外の意見もバンバン出る。

自分以外に意見することでボクシング観も磨かれる。

彼等はまだまだ強くなるね。

進化し続けてる。


人のいいところは、指くわえて見てる場合じゃない。

どういう風に取り入れるか。

やっぱボクシングについて話し合う時間を取ることだ。

先週外園とスパーした後、ビデオ見てあれこれ技術論を話し合ったけど。

ああいうのも今後もっと増やしていこう。