この仕事を続けていて、良かったと思える瞬間は、いつでもあるものです。

歳からすれば、ひよっこな私でも、先輩や後輩、いいえ。人と人が繋がる事をつくづく感じられる事は嬉しい限りです。

世の中がコロナ絶好調とも思えた2020年の暮れに初めて参加させて頂いた「東京・演歌ライブ」。

これまた堂々と「演歌」という言葉が書かれているライブでして、

シャンソン、ジャズ、邦楽、歌謡曲に足突っ込んでる私は、
なんとなく、こういう現場は「看板のタイトル」にひるんでしまう傾向がある。

歌なのだから、ジャンルなど関係ないじゃないかと、最近富に思っているから、なおさら。

わかりやすくて、わかりにくくなってしまってるのもジャンルのシバリなのかぁと思うのだけど、、、

関係ないと思う限りは、置かれたところで歌いたいと思っています。

さてさて、久しぶりの先輩は。

桑江知子さん。




桑江さんもきっと、そういう意味でジャンルレスな方。

オリジナルの大ヒット曲ありながら、いつでも歌を探していて、その時その時に自分にしっくりくる歌を歌っておられる。

やっぱりアレを歌って。と、どんな時代でも言われたでしょうが、

ソレも歌いながら、彷徨う。

久しぶりの笑顔をみて、そして袖でみていて。

あぁ、人が歌う、人間の歌だもの。

たゆたっていていいじゃないか!

と、自分に言ってもみる。

そこに勝負みたいな気迫などなくても、当の本人がいればいいな、って、心底思えました。

「またいつか、どこかで、」というようなサヨナラご挨拶もまた、気持ちいい。

ベッタリしてるより、ずっと気持ちいい。

それは。。

ジメジメしてる季節だからでしょうか笑




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