週刊文春「猫殺処分計画」の記事は事実誤認ではありません | 笹井恵里子の仕事日記・2

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 朝日新聞サイトの論座

野生猫がもたらす害と人間の責任を考える 奄美大島で始まった「ノネコ管理計画」へのイチャモンに異議あり」を読みました。

 

 私が週刊文春4月18日号で書いた「奄美大島『世界遺産』ほしさに猫3千匹殺処分計画」の記事について「事実誤認」「こじつけ」とご指摘をされていますが、本記事は「事実のみ」に基づいて記述しました。

「事実誤認」とご指摘をするだけの根拠をお示しの上、御社を通して私が書いた記事への疑問点をまとめた「公開質問状」をお送りください。

 

 私は週刊文春に「ノネコが〝確実に〟生態系に被害をおよぼしているという根拠が、実は見当たらない」とたしかに書きました。しかし上記の記事はノネコの糞にアマミノクロウサギが見つかっている分析結果から「ノネコは生態系に害を及ぼしている(よって私の記事は誤りである)」としています。

 これだけでは「生態系に〝確実に〟被害をおよぼしている」という根拠になりません。ノネコが〝生きた〟アマミノクロウサギを捕食し、生態系に被害をおよぼしているという確かな根拠はあるのでしょうか。記事に掲載されているたった一枚の写真では「確かな根拠」にはなりません。数についてうかがっています。

 そして週刊文春の当該記事では危うい根拠から生まれたノネコ管理計画について、多額の税金を投入する是非を私は読者に問いかけています。

 

 公開質問状をいただきましたら、私も一個人として「公開回答文」をお返しします。その全文を何らかの形で全文公開し、私の記事が事実誤認であるかどうか、読者に問えたらと考えます。