「誰だって完璧じゃない」 | わたしゃ翻訳家♪ ~ママの翻訳日記とヒトコト翻訳~

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久留米でヒトコト翻訳をしています、ささべゆきこですニコニコ





「誰だって完璧じゃない」

"Nobody's Perfect"



これは、カナダ全土で行われている、

両親支援プログラムの名前です。





今回は、

「世界の子育てに学ぶ」シリーズ第3段として、

このNobody's Perfectプログラムを紹介したいと思います。







カナダの一部の州では、0歳~5歳の子どものいる両親向けに、

"Nobody's Perfect"

「誰だって完璧じゃない」

と題するプログラムが提供されています。


このNobody's Perfectプログラムでは、

ファシリテーターの進行のもと、

参加者の親たちがグループをつくり、

子育てに関わる体験や、

今抱えている不安を話し合います。


こうして体験をシェアすることにより、

参加者は、子育てに関する気づきを得たり、

失った自信を取り戻したりすることができます。


参加者同士の繋がりづくりも、

このプログラムの担う大きな役割です。



Nobody's PerfectプログラムのWebサイトには、

次のようなメッセージがあります。



"There are no perfect parents, perfect children or perfect people. 

We can only do our best, and we all need help once in a while."


「完璧な親なんていません。

完璧な子どももいない。

誰だって完璧ではないのです。


私たちにできるのは、

ただベストを尽くすだけ。

そして誰だって、

ときには助けてもらうことが必要です。」




完璧な親。


子育て中のお父さんお母さん、

親として完璧になろうとして、苦しくなるときはありませんか??



私も、完璧な親になろうとしていた一人です。


「とにかく良い親になろう。

そうすれば良い子に育つはず。

誰にも迷惑をかけずに子育てをしよう。」

そう固く固く思っていました真顔


自分で勝手に作り上げた「良い親」像に縛られて、

誰にも頼ることができず、

いつもイライラ、ときにメソメソしていました。


(今はだいぶ、力が抜けてきた…かな照れ)


そんな一生懸命なお父さんお母さんに、


このプログラムを通して、

「完璧じゃなくていいよ」

というメッセージが届けられます。





このNobody's Perfectプログラムで使われるテキストが、

Webサイトで無料公開されているので、

一部を翻訳してご紹介しますニコニコ



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「誰だって完璧じゃない」

~親たちへのヒント編~





1)パパママも、自分を大切に


体を動かしましょう

活動することで、体も健康になり、ストレスにも対処しやすくなります。


健康的な食事を

あなたの食生活は子どもの見本になります。
果物や野菜を食べて、親子で健康に!


たっぷり休みましょう

毎日、数分でもいいので、一人になる時間をとりましょう。
子どもの昼寝中に休息をとる、早寝するなどして、十分な睡眠を。


夫婦の絆を強く

愛情と夫婦生活の欲求を満たすこと。
これは時間やエネルギーの要ることですが、親はもちろん子どもにとっても大切なことです。


他の大人と話しましょう

家族で他の親たちに会いに行くことで、あなたも子どもも新しい学びがあるはず。
友だちもできます。


とにかく楽しむ!

楽しむことは、自分自身をケアすること
子どもと遊んで一緒に笑い、パートナーや友だちとも楽しい時間を過ごしましょう。



◆自分を大切にすることができれば、子どものことをもっと大切にできます◆



2)パパママも、自分を好きになる


自信を育てましょう

親としての役目のひとつは、子どもの自信を育てること。
「あなたは守られ、愛され、理解された存在だよ」と伝えることです。
親であるあなたの自信も一緒に育てていきましょう。


自分に優しく

親が自身を大切にする姿を見せることで、子どもは親を尊敬することも、自分を大切にすることも学びます。
あなたは価値のある存在。
毎日自分を労ってあげて。


自分のルーツを忘れない

あなたにとって大切な価値観、信条、伝統や習慣のことを、子どもに話し伝えましょう。
それは、あなたの周りの人たちと違うものかもしれない。
だからといって、あなたのルーツを捨てる必要はありません。

子どもにとって、今いる場所のことを知ることと同じくらい、自身のルーツを知ることが大事だからです。


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以上、

Nobody's Perfectプログラムのテキストの一部を紹介しました。



とにかく、

親だって、

自分の体と心を大切にしていいんだということを、

繰り返し呼びかけています。


それが、子どものためにもなるのだと。



私には、はっとさせられる内容でした。


なんとなく周りの空気から、

「良い親は、自分そっちのけで子どもを大切にすべし!」

と思い込んでいたところがあったからショボーン




でも、そんなことないですよね。


親が自分を大切にすることは、

親が笑顔でいることは、

子どもを愛することの一部なんです。




確かに子どもの頃、

母が好きなことをして笑顔でいてくれるときは、

私もうれしかったなぁ。



カナダのNobody's Perfectプログラム、

反響があれば、

また後日続きをご紹介したいと思いますニコニコ


Nobody's Perfect Program (英語のサイト)





今日もお読みいただきありがとうございました!