これは幸運にも案外最近に再放送があり、かなり見直す事が出来ましたが、朝7:15開始なので、寝過ごした云々で見逃した部分もあり残念です…と言いたいくらい、歴代朝ドラの中でも名作です。



 サザエさんを描いた長谷川町子さん…このドラマは敢えてそのお姉さんを主人公にした話で、長谷川町子さんを支える頼もしい長女…あれ?



 マリ子さんとドラマではなっていましたね。



 芸術家は、創作が持ち味であり、セルフプロデュースというのはなかなか出来ないもので、長谷川さんの場合、回りの支えがどれだけあったかを実感する内容でしたが…。



 頼もしいようで…人にすぐ大金を与えてしまうお母さん、とか意外な、リアルタイムの時は知らなかった事がいくつもありました。



 それにしても…戦争中、国は国民に耐える事ばかりを強いて、空襲の延焼を防ぐためとして、建物疎開、だったと思いますが、機械的に決めた家を、傷んでなくても壊す、という事をしていて…そのための実際の悲劇を聞いた事もありますが…。



 敗戦が決まり玉音放送があり…戦時中洗脳されていた国民としては…という事で…天皇陛下様に申し訳ない、と言って自らの家を壊そうとしている人、が居たのが一番印象的でした。



 リアルタイムの時は、美人の次女長谷川マチ子を演ずる田中裕子さんの方が、マー姉ちゃんの熊谷真実さんより年上と聞いて驚く…ぐらいの印象しかありませんでした…働いてましたしね。