仕事忙しくて
間空いてしまい
ごめんなさい<(_ _*)>。



で、



わたしは急いで駆けつけました。




この一件は
母が
今の
施設に入るきっかけにもなったことです



急いで
居室に入っていくと




あんなに来ないでいいと言って
元気だった母が



ベッドに横たわり

見るからに
やつれて


息も絶え絶え



布団に隠れちゃって見えないぐらいです




もう
消え入りそうです。





職員さんに話を聞くと


ここ最近
母は食事とらず
ついには水分も拒否してるとのこと


このあり得ない事態


何故なら
母は
食べること大好きなんです、




施設の方によると


食事水分
自ら
一切拒否のために
このような事態になったとのこと
点滴も拒否していると。



わたしが

なんなら問い詰めるように
きつめに
なんで食べないの?



職員さんに
迷惑かけちゃダメじゃない
と言うと




途端に
母は
ハラハラと涙をこぼし始めました


そして



わたしは
もう死ぬからいいと





これ
どうしたらいいの?
わたしの手に余る




別室で担当の職員さんに
お話聞くことに。






その方のお話によると





ある朝



母が

そのお付き合いしてる
ダンディーな方の居室に



車椅子に乗って
起こしにいったそう



二人のモーニングルーティングらしかったです、




それも凄いな



いつものように
甘い朝の声かけ


ところが
その母のダンディー様



母が

何回起こそうとしても
起きず……




眠ったまま亡くなっていたそうなんですね



ご自分で
普通に歩けるほど元気だったのに




夜中に
亡くなられたそうです






その後



母は

その方の御家族と一緒に
簡単な
お葬式まで参列したそうです





そんなこと
知らなかった




それが一ヶ月くらい前のことで



それから

母は
徐々に
食事水分拒否が、はじまって……



わたしも付き添って
プリンやゼリーを買ってきて
食べさせて見たんですが



あくまでも
拒否





お父さんの時
ここまで
悲しんだ?





ほんとに
好きだったんだなあ





その時もう
90歳にはなっていたと思いますが、




そういう気持ちって
消えないんですね




とにかく

そのままにしておけず

病院に搬送し





そこで
無理やり生かされ




元気になり
今の新しい施設に
至ります



もう
思い出のつまった
前の施設には帰りたくないというので。





何故
不死鳥のように
生き返ったか?




その後


病室に行って納得



母はリハビリ室とのことで
リハビリ室に行きました




すると

母の楽しそうな声が。



まるで
女学生のような

あんな
オクターブ高い声
久しぶりに聞いた




もしや




と、
思い
そーっと戸口から覗いてみると



リハビリ室で
歩行練習をしている
母。




その隣で
介助してくださってる
長身のイケメン
リハビリ担当お兄さん



母は

そのお兄さんの顔を
しっかりと見上げ



そして


その手を
ぐっと握っているのでした







どこまでも
ドラマチックな母。





安心したけども。




しつこいけど
これ
実話ですから。





リハビリお兄さん
幸あれ。