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趣旨に賛同の上、ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。

また最後までいてくれた皆様、15時から23時の長丁場、感謝感謝感謝!


ひとりのミュージシャンとひとりのスタッフの夫婦の追悼イベントに2日間に渡って50組のバンド、たくさんのお客さんが集まってくれる、なんて素敵なことだろうか。

ふたりの人徳はもちろん、その関係を育んだベルズという非常に特殊な地下のライブハウスの奇跡的な絆。

これは何物にも代え難いと思います。

めっちゃ素敵やん!



時間の関係もあったのですが、ジョーカーや小学生から一緒だったSpritsのまっちゃんなんかと比べたら、思い出を語るのもおこがましいなって思いもあり、MC挟まず2曲続けてやっちまいましたので、ここで改めて触れたいと思います。

まず、こーちゃんは同じ長渕好きということで、長渕ナイトをやったのが一番思い出深いです。
長渕さんは割とキーが高めなんでハモはホント大変なんだけど「僕長渕の歌でハモるのが好きなんですよね」って。
「またやりましょうよ!」って言われてて「是非やろうな」って言ってたんだけど…


実は事故の翌日だったのかな、シャッフルのイベントでこーちゃんに声かけて長渕コピーをやろうかなって思いはあったんだけど、髪切らなきゃいけないしなぁ~って(いや、別に髪型コピーする必要はないのだが)断念してたんです。


いつでも出来るしと思ってたんだけど、もっと早くにパート2やっときゃ良かったなぁ…


あと、ジョーカーをピストルに誘う際にも相談に乗って貰ってたんだよね…


今ジョーカーがピストルの構成員やってくれてんのは、こーちゃんのおかげでもあるんだよね。



里絵ちゃんはホントちっちゃくて可愛くて、いつもニコニコニコニコして。たまに毒吐くらしいんだけど、俺はあんまり見たことないなぁ~


俺は勝手に里絵ちゃんのことティンカーベルって呼んでたんだけど、もうちっちゃくてかわいくて大好きでした。
ベルズに行く楽しみのひとつは里絵ちゃんに会えること!ぐらい。

ファンシー好きな俺のマスコット的存在だったんだけど、仕事に対してはとても厳しく、バンドの目利きも里絵ちゃんがいいというバンドはいいってぐらいの感じ。

俺結構当日に思いつきで無理難題を言うんだけど、嫌な顔せずに本当に一緒にいいものを作ろうっていう姿勢で臨んでくれてたなぁ…
これはベルズのスタッフはみんなそうなんだけどね。





昨日までいた人がある日突然いなくなってしまう。存在として消えてしまうってことが、どれだけのことか。
俺なんかは毎日会ってた訳じゃないから、その欠落感はまっちゃんやジョーカー、小山さんやベルズスタッフに比べれば小さいと思うけど、当たり前だと思ってることは実は全然当たり前じゃなくて、実は奇跡のような毎日を送ってるんじゃないかなって思います。

なかなか普段は忘れてしまうんだけど、変な意味じゃなく今いる仲間たちも、ある日突然…なんてことは十分あることで、特にツアーで遠方に車移動してる奴らなんて本当に怖いです。

ライブだって、いつでも行けるから次回でいいかぁ~なんて思ってても分からないよね…

もし大好きなバンドがいるなら出来る限りライブ行こうね!いやこれも変な意味じゃなくて(笑)本当にね!

あの時無理してでも行ってればって思っても、死んじゃったらもう二度と観れないんだもんね…

俺、歌丸さんが元気なうちに笑点観に行きたいんだよね(笑)


今日はね、あ昨日はね、2人が好きで集めてた手拭いコレクションの中から、形見分けで貰って来た手拭いをひとつ貰って、帽子につけてステージに上がりました。
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人と人とのつながり。

仲間。

生と死。

人生。

いろんなことを深く味わえた1日でした。


奇しくも明けて本日付けで漣42歳。


こーちゃん里絵ちゃんからとっても素敵なプレゼントをもらえたような…そんな気がしてます。

ありがとね!

2日間楽しんでもらえたかな?



どーせあっちでもラブラブしてんでしょ!(笑)