「涙そうそう」  吉田紀子・雄生


一見、淡々とストーリーが進んでいるようにも感じるが随所に沖縄の自然や風土、母の思いと愛情、夢、絆がちりばめられ…

情景が浮かび、風や日差しを感じる。とても暖かい気持ちが溢れてくる作品。

読んでいる間、頭の中には終始「涙そうそう」のメロディーが流れていた。

沖縄の真っ青な海や空、故郷に慈しまれて迎えるラストも好ましい。





なんくるないさ~