最も美しいアティトラン湖
 
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アティトラン湖はグアテマラで最も美しい湖である。ガイドブックでは世界で最も美しい湖とも書かれている。火山に囲まれた緑の中に、濃いブルーの水面が広がり、また時間帯によって光の影響で青の濃淡が変化していく様子など見ていると、その言葉も納得できた。
グアテマラ人にもよく、アティトラン湖にはもう行ったかい?と聞かれた。地元の人も一番おすすめの場所だと言う人が多かった。地元の人もいつか行きたいと言っていたし、言ったことがある人は得意げに話していたよ。
さらにアティトラン湖の湖畔には先住民の村が点在する。我々にとってはその先住民の村々をめぐることも目的の1つであった。

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左・アティトラン湖の地図
右:サン・ペドロ・ラ・ラグーナの桟橋
 
パナハッチェル(Panajachel)
ガイドブックではアティトラン湖周囲の村々を巡る観光拠点となるのがパナハッチェルとある。
パナハッチェルからだと、ホテルやレストランもそろいボートで各村へアクセスできるので、便利そうなので、ここに滞在してもよいが、観光化されていそうだったので我々は湖畔の村に滞在しようと考えた。サンタ・クルス・ラ・ラグーナへ向かった。この村への交通手段はボートのみとなっている。ホテルは外国人経営のゲストハウスっぽいのが数軒あったが、値段は少し高目で、安い部屋は寝るだけの狭い部屋でゲストハウスにしては食事の値段が高いし、マッサージオプションとかYOGA教室みたいなのもあり、泊まる気になれなかった。坂をずっと登った上には村はあるらしいが、どうも隔離されたような環境で食事も全てこのゲストハウスでないと難しそうだった。
この村を拠点にすることはやめて、すぐにボートに乗りサン・ペドロ・ラ・ラグーナへ向かう。
 
サン・ペドロ・ラ・ラグーナ(San pedro la Laguna)
サン・ペドロ・ラ・ラグーナはガイドブックの地図で見て想像してたよりは大きい村であった。桟橋が2箇所あり、ボートが着いたところにはホテルが数軒立ち並んでいた。疲れきっていたこともあり、桟橋から少し歩き目の前にあった、きれいに青系の色で塗られたホテルで値段交渉して、この部屋だったらQ80(TV・シャワー・トイレ付)でよいと言われた部屋に決めた

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湖周囲ではコーヒー栽培が盛んである。コーヒー工場があるので、独特のくさいにおいが漂っているゾーンもある
 
悪夢の夜
ロンプラにも情報が載っていたので、外国人観光客もこのホテルにけっこう泊まっており、最上階の3階は満室であった。各フロアの部屋の前には湖に面して広々としたスペースがあり、椅子とテーブルが並べてある。椅子に座りながら湖を眺めてビールを飲めばいい感じであった。ここまではよかったが、部屋をチェックしたときには扉や窓が開放されてて気づかなかったが、扉を閉めると芳香剤のようなニオイが充満する。しかもどうやら、ネコのおしっこみたいなニオイを消すためにまかれたような感じで、ネコのおしっこみたいなニオイも混じってる。窓を開け放って寝たかったが、すぐ前に人は通れるので無用心だし閉めるしかない。そして近くにバーでもあるのだろ、夜は音楽の音がガンガンうるさく音とニオイで眠れなかった。しかも朝起きたら、とうとうやられてしまってた。ダニに噛まれたあとが足にいっぱい。今でも足にダニに噛まれたときにかゆくて掻き破った跡が残ってるよ。そんな足を出しながらエアロしてるけど。。。
早朝に即効ホテルを出て、ホテル探しをすることにした。。
 
観光地だけあってTVなしでもQ100するホテルが多かった。サン・ペドロ・ラ・ラグーナではやたら、「ホテルはサン・フランシスコ?」と聞かれた。みんな探すのかなぁ。行ってみたらけっこう分かりにくい場所にあった。坂の上にあったので眺めはよく、ガイドブックにも載っているのでけっこう部屋は埋まっていた。空いている部屋がいまいちだったのでもう少し探すことにした。
 
サン・ペドロ・ラ・ラグーナのゲストハウス
Villa sol
到着したのとは逆の桟橋付近にある。日本のガイドブックにも位置は載っている。3泊するという交渉でシャワー・トイレ付の部屋でQ50にしてくれた。
部屋は簡素だが庭も広々として、ブーゲンビリアや緑がいっぱい、毎日お手伝いさんもしっかり掃除している。また屋根にあがってアティトラン湖の朝日も見れる。
滞在中何度かあったが、扉をノックする音がするので出たら、アボカド売りやパンケーキ売りのおばさんがいたよ。ホテルまで売りにくるとは。。。
 
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左:Villa sol
右:villa solの屋根から見る朝日

サン・ペドロ・ラ・ラグーナの食事
サン・ペドロ・ラ・ラグーナでの食事は観光客向けの店でないとなかなか見つからない。外国人が気に入って住み着いて経営しているようなレストランやバーが多い。村全体にビールの値段も少し高目の設定である。ニンジン、ココナッツ、バナナ、などの焼きたてのパンケーキを売り歩いている。他の町ではニンジンのパンケーキは見なかった。おそらく外国人が流行らせたのかもと思った。ずっしりと1切れが重いが、おいしかったので滞在中は毎朝食べていた。この村は観光客なれしてるので、パン売りは少しでも高く売ろうと、売り手によって言い値が異なるので一度値切ってみてもよい。
またアティトラン湖周囲に来たならばモハラという淡水魚を食べておくのも良いだろう。
 
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左:サン・ペドロ・ラ・ラグーナの市場
右:なぜか道に地元のが並んで座ってた。

スペイン語も学べる
またサン・ペドロ・ラ・ラグーナにもスペイン語学校が数軒ある。日本のガイドブックに情報は載っていないが、ロンプラには載っていたはず。大自然の中でスペイン語を勉強するのもよいかもしれない。偶然だが、たった1週間だけアンティグアの学校で一緒になった、日本人と英国人の若夫婦と偶然この地で会った。彼らはここでスペイン語を勉強していたそうである。アンティグアよりよかったと言っていた。
サン・ペドロ・ラ・ラグーナとアンティグアは直行便のバスがある。
 
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左:サン・ペドロ・ラ・ラグーナも坂道がきついが上からの眺めはよい
右:コーヒー工場