ボリビア料理②肉料理
豚の丸揚げ。フィリピン料理でもレチョンがあったが、あの国では子豚をぐるぐるまわしてグリルしたような料理だった。同じ名前でもボリビア料理にかわるとちがったものになる。
写真のような豚肉を程よい大きさにきざんで出してくれる。味はチャーシューのようだった。割と油っこかったけれどおいしかった。サイドメニューはごろごろと茹でたサツマイモと焼きバナナとサラダ、ご飯がついてきた。やっぱりビールと食べたい。
ミラネーセ(Milanese)
中南米各地で見られる「ミラノ風カツレツ」。その特徴は、タマゴたっぷりのふんわりサクッとした衣。衣の中にハーブが入っていることもある。お肉の種類は豚肉(Cerdo)、鶏肉(Pollo)がある。カツの下にはご飯があり、カツ丼っぽくいただける。
チョリーソ(Choriso)とモリージャ
ボリビアの各地で食べられる、腸詰のチョリーソ。特に、スクレの町ではチョリーソが名物で、スクレの市場の2階ではどの店でもチョリーソを食べられる。肉の炭火焼をしているパリジャータでは必ずチョリーソは置いている。ラパスでも沢山のお店からおいしいにおいが溢れてきた。
黒い腸詰がモリージャと呼ばれる腸詰。
シルパンチョ(Silpancho)
牛肉に少しパン粉をまぶして焼いてある。焼いてあるといっても薄いカツみたいな感じで、少し脂っこい。
こちらはお持ち帰りしたシルパンチョでライスの上に肉と目玉焼きがのりソースがかかっている。
ロミート(Lomito)
地球の歩き方にはロミートの説明は「ステーキをまるごとパンに挟んだもの」とあるが、ロミートとは肉の部位のことを指すようで必ずしもパンにははさまれているとは限らない。
こちらはテイクアウトしたロミートでライスの上に、肉・野菜・バナナフライがのっている。南米で料理に使用されるバナナはさほど甘くなく、いろんな料理にイモ類のように添えられている。
ピッカンテ・デポジョ(Piccante de Pollo)
鶏肉のピリ辛煮込み。辛さに強い人にはさほど辛いとは思わない。こちらもどの地方でもわりとメニューにある料理である。他にピッカンテ・デレングアという牛タンバージョンもある。
ピッカンテ・デ・ミクスト(Piccante de Mixto)
上記のピッカンテ・デポジョとベースはおなじであるが、鳥肉・牛タン・豚の3種類の肉を使ったバージョン。
羊肉のアヒ煮込み(アヒ=唐辛子)。
よく煮込まれた羊のお肉はとても柔らかく、口の中でとろけていきそうだった。
煮込みでつかうアヒは辛くなく、パプリカのような味がした。
握りこぶし1.5個分ほどある肉塊もペロリとおなかの中に消え去った。
カルネロ・アサード(Carnero Asado)
羊の炭火焼きステーキ。羊のお肉は柔らかく芳醇な香りが口の中に広がる。
モンドンゴ(Mondongo)
中南米でよく食べられているモツのトマト煮込み。
色々な部位の歯ごたえのよいモツと、少しピリ辛なスープがとてもよいハーモニー。
モツ好きにはたまらない一食!!
何度食べてもまた食べたくなるほど忘れがたい食感。。。
リャマ肉料理
リャマの肉は脂身が少なく、ほんのり子羊のような香ばしい香りがしてとても味わい深い。ラ・パス付近では観光向けのレストランでしか見られなかったけれど、ウユニの町では地元の炭火焼食堂で数種類の部位のお肉が楽しめた。部位により柔らかさも異なる。左はチュレッタで骨付き部分、右はロモとよばれる背中の部分でやわらかい。個人的な好みはリャマのアバラの骨付きがジューシーで美味しかった。分厚く切って焼いてもらうのがGood!
中南米ではポピュラーな料理。
鶏の料理はボでビアでも人気。Polloはオスの鶏のこと、Doradoはキツネ色に揚げたという意味。
中米ではフライドチキンのことを指すが南米では、素揚げした鶏肉をさすようであった。
素朴な味付けなので飽きがこない。
フライドチキンのファーストフードの店はラ・パスに数多くあった。
ピケ・デ・マッチョ(Pique de Macho)
残念ながらよい画像がないので文書だけになるが、ボリビアにいったら是非ピケ・デマッチョを食べてみよう。牛肉をソーセージとフライドポテトとタマネギなどの野菜で炒め目玉焼きも乗っていた、超ボリュームたっぷりの1品である。そうとう重いのでお腹をペコペコにしてから食べに行こう。