グァテマラの主食はトウモロコシ。人類はトウモロコシから生まれたとか。。。
トウモロコシから作られたトルティージャは、日本で言う白ご飯のようなもの。レストラン、コメドールでは、肉類、シチュー系、スープ系のいづれを注文しても必ずトルティージャがついてくる。
トルティージャ以外にもトウモロコシの粉をベースとした食べ物がグァテマラでは日常的に食べられている。それらの料理について紹介する。
トスターダス(Tostadas)
トスターダス(Tostadas)
トルティージャをあげたようなもので、原料はトウモロコシの生地をフライにしたもので、パリパリした触感がおいしい。スーパーや市場でトスターダスは売っている。これに、フリホーレスネグロやワカモレソース(アボカドソース)を塗り、レタス、トマト、タマネギ、シラントロ、ミンチなどの具をのせ、お好みでチーズやチリソースをかけて食べる。
午前中(から夜までこのトスターダスの屋台を道のすみや、市場でみかけた。
トスタードスは軽食として食べられる。半分スナックみたいなものなのでビールとよく合うが一緒にいただいている地元の人はみたことはない。
トスターダスを売る女性
ププサ(Pupusa)
トルティージャ同様トウモロコシの生地のなかに、チーズまたはチチャロン(ブタの皮をあげたもの)などを入れて油で焼き、上に野菜とチリソースやワカモレソースなどをかけて食べる。見た目よりお腹にどっしりと来る。ププサは屋台でもよくみかけたし、ププセリアといって、ププサ専門店もある。
屋台のタコス(Tacos)
店内で食べたタコス(Tacos)
グァテマラ版タコス。タコスといえばメキシコが本場だが、グァテマラでもタコスの屋台はあった。アンティグアではタコスの屋台はみかけなかったが、グァテマラシティーやパナハッツェルでは屋台を出してる人がいた。ケツァルテナンゴのような北部へいくとメキシコに近いせいかタコス屋もけっこうみかけた。メキシコのように具のバラエティーはそれほど多くなかった。チリソースもメキシコほど辛くないので、メキシコ人だと物足りなさそう。
これもタコス?(Tacos)
ケツァルテナンゴでみかけた屋台のタコス。かなり小さいトルティージャの上にひき肉とトマトがのっていた。油たっぷりの上で焼かれていた。
これは何と聞くと、タコスといっていた。アンティグアではみかけなかったがこの辺ではポピュラーよと店の人は言っていた。
タマレス(Tamales)
トウモロコシの粉に、肉や野菜などの具を入れてバナナの葉につつみ蒸したもの。朝ごはんとして食べている人もいれば、夜に籠にいれて売りに来る女性も市場にいた。蒸してあるといっても、なぜか中は油がギトギトしててクリームコロッケ風でけっこう濃かった。
タマリートと呼ばれる、同じようにトウモロコシ粉に具を入れてむしたものがあったが、こちらはサイズが小さかった。中にはトマトソースがかかっているものもありラザニア風みたいなものもあった。