ルクソール③スーク
ルクソールのスークは中心部に近い入り口からしばらくは、観光客向けのみやげ物屋店が立ち並ぶ。とりあえず歩いてみる。「Only 10 £E」とかって客引きの声は歩いていると両側から聞こえてくる。
エジプト旅行は始まったばかりで、今買ったら先々荷が増えて移動が面倒なので、何かみやげ物を買うならアスワンかカイロで買うつもりだった。ルクソールで買うつもりはなかったので、いろんなところから客引きの声がかかっても、目は合わさないようにした。
先に進んでゆくと、だんだん庶民色の濃いスークへと変化していった。
私が見たかったのはこれなんだ!っと少し興奮気味。
エジプトも庶民ゾーンは泥臭く、モロッコやネパールのカトマンドゥとかぶった。
左:スーク入り口
右:ロバ車をよくみかける
スークではロバに荷車を引かせている光景をよくみかけた。トルコやモロッコとかぶり、普段日本で生活してたらロバのような動物をそのへんで見かけないので、ついついカメラをかまえてしまう。
観光客向けの馬車もこの道幅が広くない庶民ゾーンのスークをまわるようで、団体の観光客を乗せた馬車が次々と何台も通っていくときには、待機して待つしかなかった。この観光用の馬車は川沿いなどもよく走っている。きっと客が乗っていない馬車を写真撮ったら「バクシーシ」とでも言われそうだが、観光客を乗せてる馬使いは。カメラを向けるとピースをしてくる。
白いナス
これは今まで見たこと無かった。きっとバーバガヌーグに使われるなすびはこっちの白で、ムサカなどには普通に日本でもある紫色のナスを使うのかな?と勝手に推測してみる。
左:様々なスパイス。使いこなせたら買うんだけど。
左:お菓子屋さん
右:野菜売りのおじさん
キャベツのサイズ
エジプトのキャベツは大きかった。今が時期なのかもしれない。畑でも巨大なキャベツがたわわになっているのを見かけた。私がエジプトで食べた料理や、レストランにはキャベツを使ったものはなかったが、家庭料理でどのようにして食すのか興味があった。
あとカリフラワーのサイズも日本でみるものよりだいぶビッグだった。
左:お米。アラビア語がかわいくて撮った。
右:女性のもってるキャベツのサイズがエジプトでは普通だった。大きいとおもいません?
肉屋
エジプトでは鳩を普通に食べるとエジプト人ガイドが行ってたけど、スーク内で鳩を売ってるのは今回の旅行では見なかった。鶏は生きたまま売られており、食べたいときに家でさばくのだろう。きっと普段私が日本で食べてるより新鮮なチキンを食べるのだろうな。
牛肉や羊肉はつるされていた。つるされた牛肉をホースの水で洗ってるのをけっこうみかけた。海外でよく思うのだが、冷蔵庫に入れずにいつまでも肉を常温でおいておいてもいけるもんなんかなぁって・・・日本より気温が高くても湿度がちがうからいけるのかな。
薬局
エジプトでは処方箋なしでも薬が買えた。薬局に入り「この成分の薬ある?」とか「他のタイプありますか」ってつこんで聞いたら、薬局の女性が「ドクトルが来るから少しの間待ってて」と言われた。
えーまさか、この薬局に医者を呼んで診断することになるん?って焦った。
でも薬局の女性は店番なだけで、薬剤師のことを「ドクトル」と呼ぶようだった。
他にも数件薬局入ったけど、ドクトルがいる確率約1/2であり、店番の人が、わからなくなったら携帯でドクトルに聞きもって薬をだしてきてた時もあった。
自分の飲んでる薬で日本よりはだいぶ安かったので、いくつか薬をエジプトで買ってきた。たとえば日本で買ったら30日分2500円くらいのを全く同成分で同会社のを約300円で買った。
エジプト旅行終わるときに、両替屋がなければ常備薬でも買ってかえろうと思った。