ラ・パス④ブラックマーケット

 

パセーニョス(ラ・パスの人々)の庶民に欠かせない市場(メルカド)を紹介

 

 

 

メルカド・ネグロ(Mercado Negro)
ガイドブックにはメルカド・ネグロ(闇市場の意味?)と書かれているゾーンだが、屋根があるわけでもないのでどこからどこまでが、そのゾーンなのかはあいまい。

酒屋、お菓子屋、毛糸屋、文具屋、などなど同じジャンルの店は1つのゾーンに集り、それらの全ての集りをさしてメルカド・ネグロの地区としているようだ。しかし地元の人に、メルカド・ネグロはどこですか?と尋ねても通じなかった。何が買いたいのだ?という質問が返ってきた。

卸のような店が多く、おかし・雑貨などはケース買いで安く買える。カテドラル付近や中心部など、おかしや雑貨を道で売っている人はここで商品を仕入れて、売りさばいているようだ。あるボリビア人が、仕事が無いからみんな自分で売りにでるんだと言っていた。

ジュースをバケツで運んできて1杯1Bs(約15円)で売ってるおばあさんもいたりした。おばあさんが運んでこれるジュースは液体だから重くて容量も限られてるし、もうけなんてほとんどなさそうだが、ボリビアでは微々たる稼ぎのために、商売するしかないのかもしれない。

メルカド・ネグロ一帯はいつ行っても店が開いている時間は地元の人々で賑わい活気がすごい。


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左:肉売りの女性。日本のように肉は冷蔵して売られていないのが普通。

右:メルカド・ネグロ付近の坂道で偶然フェスタに遭遇。

 

 

メルカド・ネグロとガイドブックにマークされているゾーンによりさらに上に上がるとさらに、巨大な市場みたいなゾーンがあり、その回りには道端で肉や野菜など食料を個々で売ってる人が座っている。

 

名前は忘れたが一応メルカド地区があり、そのまわりの道端には屋根などついた店もなかにはあるが、ほとんどが座り込んだで決まった場所で売りにくるのだろうと思われる人々がたくさん見られる。

個々で路上で売るのに、誰かに場所代みたいなものは払うのだろうか?そこまでの謎は今回、質問もしてないし、分からずじまいである。聞いておけばよかったと、いまさら思う。


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左:モルモット肉

右:足肉を売る女性。ヤギか羊の足?

 

個人の商売とはいえ胃袋だったり足だったり、チョリーソ(腸詰)だったり、個々に専門とする売り物があるようだ。その中にモルモットの肉もあった。ペルーではモルモット肉は観光客向けのレストランで珍品として高価な一皿としてメニューにはあったが、実際現地の人が食べているのかどうか分からなかった。

 

ここボリビアで初めて地元はモルモットを食べるんだ~とわかった。それでも庶民的な食堂などでメニューにモルモットがのっていることはなかったし、モルモット肉売ってる店もここでちょこっと見ただけなのでそんなに頻繁に食べるものでもないんだと思った。

このゾーンにモルモット肉を食べさせてくれる店(庶民的なコメドール)があると、地元の人が教えてくれたがその時はモルモットを食べたい気分ではなかったので結局行かず。

モルモットが食べたい人はメルカド・ネグロよりさらに上の坂を上がっていって、地元の人に尋ねてみよう。

 

リャンプ通り(llampu)

ラ・パス①世界最高所の首都 」の中で紹介したお勧めオスタルがある通り。

ここの通りはツアー会社、民芸品屋、ツーリスト向けレストランなどもあるが、大きい道路の両サイドに服を売る人、果物を売る人、乾物を売る人、パンを売る人など時間帯によって様々な物売りが座っている。

 

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llampu通りの服売りと付近で軽食を売る人。