先日、香港の店舗で1000香港ドル札が拒絶される件をお伝えしましたが、もう少し詳しい話が判ったのでお知らせします。
使えない可能性が高いのは、最新型の偽札チェッカーを備えていない比較的小規模な店舗です。
使えない可能性があるのは、中国銀行発行札だけではなくHSBC、ハンセン、スタンダードチャータードすべての発行銀行札が拒否される可能性があります。
高額な商品を扱う店や、ブランドショップなどはおそらく使える可能性が高いと思います。
上記は、行きつけのラーメン屋の張り紙ですが、「最近大量の偽1000ドル札が見つかった為、一時的に1000ドル札の利用をお断りしております」・・・とあります。
この状況は、いつまで続くのか、どのように解決されるのか今のところ分かりませんが、香港ドルの現金はしばらくの間、1000ドル札では持たないほうが賢明のようです。
解決策の可能性としては、以下の様なものが考えられます。
1)偽札の簡易な見分け方が見つかる
2)対応する偽札チェッカーが出回る
3)札が変わる
今回の偽札は、出来が良いようなので、おそらく2)か3)でないと対応できないような気がします。
ということは、しばらくこんな状況が続くと考えられます。