モテる男の条件 | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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50代グダグダちょい悪おやじMr.Gの趣味と海外投資に関するコラムです。
香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!

年寄りの悪い癖で、ついつい同世代の人間と話していると昔の「バブル期」ネタで盛り上がってしまいます。


バブル期とは、1980年後半から1990年初期にわたる僅か数年のお祭り騒ぎでしたが、私はちょうどその期間にあたる1987年に新卒で会社に入社し、1990年に1回目の結婚。バブル終焉間近の1991年にはアメリカ西海岸に赴任しました。


80年代の後半、就職してから結婚するまでの約4年は、しがないメーカーの営業マンであったもののそれなりにバブルを満喫することができました。


当時のもっとも重要なミッションは、「合コン」だったともいます。


「何、今と一緒じゃないか!?」・・・と思われるかもしれませんが、当時の「合コンと恋愛」は現在のそれとはまったく状況が異なります。


簡単に言えば、その違いは、「競合レベルの強烈な差」と言えるかもしれません。


同じガンダムでもGNドライブ搭載のOOガンダムとRX78くらいの差があるといっていいでしょう。


バブル期の背景から、男も女も「上昇志向」が強烈に強かったので、まさに肉食x肉食のジュラ紀における恐竜世界のような有様でした。


モテる為には、「性格が良い」とか、「控えめだけどいい味出してる」とか、「細かな気遣いができる」とか、「性格が合う」とか、そういったソフトなコンテンツは全くと言っていいほど、優位性を保てる要素ではありませんでした。


見た目が清潔で、かっこよくて、紳士で、やさしくて、気前が良いのは当たり前。


一部上場の有名なカッコ良い業種の会社に勤めていて、アルマーニなど高いスーツを着て、イイ車に乗っていることが2次的競合要素。


「こんなもんは飾りだ!」「男は中身で勝負!」とか言っている奴はこの時点で脱落・・・。


最終的な勝負ポイントは、他を凌駕する圧倒的な財力と知力と情報をもってして、最高の演出力を発揮すること。


これはまさに「トランザムシステム」?だ。


さて、バブル終了後20年のキャリアを持つ今の自分が、タイムスリップして、しかも若返って、勝負を挑んだら果たして勝てるのだろうか?


残念ながらその自信は無い・・・多分無理だと思う・・・。


競争が激しすぎるのと、経緯を知っている人間からするとあまりにステレオタイプ的トレンドが、あほらしくてついていけない・・・。


どんなにモダンな戦術を持ち込んだところで、技術だけでは無理な気がする。


その時代に根っから陶酔している人間でなければ、あの時代では戦えない。


なにせ、「24時間戦えますか?」がサラリーマンの合言葉だった時代だ。


その歴史を振り返っても、競合のレベルこそ違え、「モテる」ということの難しさは、現在においても本質的には変わらないと思う。


そもそも「モテたい」と思う気持ちは、巷の独身男性の間で、バブル期ほど強くは無いのかもしれないが、あなたは「モテたい」ですか?


もし、あなたが「モテたい」と思うのなら、どうしたらモテるのか?


そりや、まず「個人向け国債を買うこと」でしょう(笑)。


多分、男性側の視点のみでは、根本的にこれを攻略することはできないでしょう。


肉食同士の競合が激しかったバブル期においては、あまり絶対的な差を生み出しませんでしたが、「モテる為の究極の男の武器」は最終的に以下の二つの能力に集約されるのではないかと、個人的には感じています。


1)頭でお金を稼ぐ能力

2)肉体的に戦って勝つ能力


どちらも、生存本能的に女性が最終的には譲れない要素となり得るからです。


「自分や自分の子供が食っていけないようでは、子孫は繁栄しようがない」ということです。


1)2)の少なくともどちらかを強烈に兼ね備えていれば、金か力で食い物をゲットすることができるでしょう。


今の世の中では、そういったサバイバルな能力を女性は求めているのかもしれません。


さて、あなたはモテたいですか?