恋愛をしなければ孤独もない? | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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50代グダグダちょい悪おやじMr.Gの趣味と海外投資に関するコラムです。
香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!

みなさんは孤独に感じることがありますか?


孤独は好きですか?


家族や友人、恋人に恵まれていて全く孤独に感じない人も居るのかもしれませんが、案外多くの方が少しは孤独に感じる瞬間を持っているはずです。


中には孤独が好きだという人も居るでしょう。


私は寂しがり屋なので、孤独は嫌いです。


だから「モノを愛してしまう」・・・と言う話は先日したところです。


思えば自分は、子供のころから孤独から逃げるのに必死だったような気がします。


人は生まれた時から基本的にひとりですから、孤独からは逃れられません。


しかし、両親も兄弟もいて友達にも恵まれていた自分は、おそらく客観的に見て孤独のかけらもなかったはずです。


孤独に感じるということは孤独であるということではないようです。


多分潜在的に心の中に孤独感というものを持って生まれたのでしょう。


一種の喪失恐怖症みたいなものです。


ひととの現世でのつながりは永遠なものではありません。


友達や恋人とはいつか離れてしまうし、親はいつか死んでしまいます。


究極的にはみんないつかは死んでしまうわけですから、ずっと一緒には居れません。


つながりがあって満たされていると、それを失うのが怖くなる。

孤独というのはその実態であり、「孤独感」というもの感情的なものです。


孤独であるということと孤独感を感じているというのは同一ではないのです。


孤独を好む人も居るわけですから、孤独が悪いわけではありません。


「孤独感」というのは、「寂しく孤立した感じ」「自分のことを他人に理解してもらいたいと願っているにも関わらず誰も自分のことは理解してくれないと感じる」・・・といったネガティブな感情です。


ひとが恋愛や結婚を求めるのはこの「孤独感」を埋め合わせる効果があると思われます。


恋愛依存症のひとは、孤独感に苛まれているひとが多いように思います。


しかし、ここに重要な落とし穴があり、恋愛を求めすぎると、現実的には解決されない「孤独感」がより拡大するというリスクがあります。


お互いの「孤独感を埋め合わせる恋愛」には人格を破壊するほどの破局のリスクを伴うということです。


投資や運用にリスクが付きまとうのと同じです。


ひとはウサギと違って寂しくても死にはしません。


お金が無いのは心も荒みますが、死ぬほどのことはないかもしれません。


この恋愛リスクを回避するためには、「けっして恋愛をしないこと」がいちばんです。


投資の場合は、「けっして投資をしないこと」を超えるリスクヘッジはないということです。


心が幸せで満たされるため、リスクがあっても恋愛をするか?


経済的に生き延びる為、リスクがあっても投資をするのか?


あなたはどちらを選びますか?


「恋愛をしなければ孤独もない」


「投資をしなければ経済的破綻もない」