こんにちは!

長い長い夏休みを頂いて
久しぶりの投稿です

また

皆様 よろしくお願い致します

お義母さんの童話
164作品目が完成しました

最後まで読んで頂けると嬉しいです


では


「セルジオの 王冠」

遠い遠い国の小さな村のお話です 。
その村の山奥にある家で、セルジオ は、 炭焼きをしながら、母親と2人で暮らしていました。

 ある春の日 

炭にする クヌギの木を探し回っていると、遠くから、男の人の声で 
「 た、た、た 、大変です 。ここの看板に、この 沼は、底なし沼と書いてあります 。いったいどうしたらいいでしょうか ?」
という声が聞こえて来たので、セルジオ が、慌てて駆けつけると、口もとに、白いヒゲが有る人が、その男の人に向かって 

「ランディー君。突っ 立ってないで、早く取って来なければ駄目じゃないか。 それが出来ないなら、 失格だよ。」
と言うと

その男の人が、沼を、覗いて
「だ、駄目、む、 無理です。 いくらなんでも、こんな汚い沼に入った 私の姿を見たら、妻や長男や 可愛い娘たち4人は、私を 可哀想だと言って、泣き出してしまいます。と言ったので 、白いひげが有る人が駆けつけて来たセルジオを見て

「今、この沼に、我が家に代々伝わる大事な靴を、片方 落としてしまったんだ。 もし、その靴を取って来てくれたら、何でも 褒美として差し上げるから、あとで、必ず、私を、訪ねてくるんだぞ 。」
と言って、履いている靴を見せたので、

セルジオ が驚いて
「えっ、落としたのは, そ、そ、その金の靴ですか?」
と言うと

その男の人が笑いながら 
「 そうだよ。 もしかして、君は、町に行ったことがないのか? 本当に私のことを知らないのか?」
と言いました。


そこで


セルジオが
「町に炭を売りに行きますが、年老いた母が居ますので、 直ぐに戻って来てしまい、 どなたか分からなくなって申し訳ないです。 でも、急がないと靴が、どんどん沈んでしまいます。」
と言って 、急いで 山の中に入って 山ブドウのつるを自分の体に結んで戻って来ると、もう片方 を、近くの大きな木に結んで 、沼に入ったので、

ランディが
「まったく、 この人を知らないなんて、 失礼じゃないか。 お前には、この人が被っている 王冠が目に入らないのか。」
と言ったので   

セルジオ が、ますます、 驚いて
「王様ですか ?それなら、なおのこと、 急いで探し来ます。」
と言って 、沼の中を、あっちこっち、 足で探りながら進んでいると、何かにぶつかったので慌てて取り出してみると、 金の靴で

「王様。 金の靴を見つけました。」
 と言うと

ランディが、口に手を当てて飛んで来て
「王様は、待ちくたびれて、馬車の中で眠っているから 、騒ぐんじゃないよ 。それで、 王様から御褒美は、何を貰うつもりなんだ。」
と言ったので

セルジオ が
「 え っ、まだ、何も考えていません。」
と言うと
 
ランディが
「お前の親や 村人たちの 御先祖たちは、この汚い 底なし沼の、オオナマズ、 いやいや ヒキガエル だろう。 まったく、笑っちゃうよ。 まあ、いいや。 それじゃ、私が王様に渡すから 、その靴を、さっさと 寄越せ。」と言いました。




つづく




🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀

このブログを
お休みしていた間に
急成長したものがあります


それは


こちら

この暑い中

新しい芽がたくさん出ました




私は暑さで
ぐだぐだ😩
でしたが、

このサンセベリアにとっては
ピッタリの
環境だったようです
😊


それにしても


はやく

涼しくならないかな〜
😅