母親の愚痴を聞くのが苦手だった
「あなたにしか言う人がいない」
母親が愚痴を言うたびに、
私は「私はダメな人間」と言う認識を強めたのだと思う
胎内記憶を持つ子供たちに、
「何のために生まれてきたの?」と問うと
【「お母さんを幸せにする為」に生まれて来た】
と答える子供が多いと言う
もしそれが本当なら、
幸せにしたい母親が、毎日愚痴を言っていたら、
【私はお母さんを幸せに出来ない、ダメな人間】
という意識を強めて、苦しくなるのかも知れない
ただ、母親を幸せにしたかったら、何よりも「自分を幸せにする」のが先決である
例え、自分を幸せにする為に「母親と縁を切る」と言う選択肢をとっても、最終的にそれは母親の幸せに繋がる、だって「子供の私が幸せ」だと感じるのならば、それ以上の親孝行はない
母親もただの人間
母親は幸せな時もあれば、
一段上へと成長する為に、愚痴をこぼしたくなる時もある
それは、母親自身の問題であって、
子供の私には関係のないことだった
私のせいで母親が不幸になることは有り得ない
母親がいくら愚痴をこぼしても、それは私のせいではない
母親の問題だ
愚痴を言いながら、「もう私なんてどうなったっていいのよ!!」と怒鳴り散らす母親は、
自分自身の感情をしっかりと表現出来ている
自分に関心が強く、自己愛に溢れている証拠
そんな母親は「私が幸せにする対象」ではない
私が幸せにする対象は「私だけ」だ
母親を幸せにするのは「母親だけ」だ
そして、私が幸せになる為に、私は母親への「ありがとう」をたくさん見つける
そして、母親の幸せに貢献するなら、「母親は母親自身ので幸せをつかんでいる」と私が認めること
私が幸せになるために、私が母親の幸せに貢献するために、「母親の幸福に関する責任」を「母親自身に返還する」のである
それをすれば、
私の世界での母親が「自分自身の幸福追求の権利を行使できる」ようになるのだろう
そうしたら、愚痴だけでなく、「私なんてどうせ!!」で終わるのではなく、解決に向けた動きが生まれるのだろう
お母さん今までごめんなさい
お母さんの幸福追求の権利を奪っていたのは私だったのかも知れない
権利を奪っておいて、権利を行使できない人間に対して、「権利を行使しろ!」と言うのは、鬼のようなモノだ
この「幸福(や健康)になる権利」を本人に返還するのは、西洋医学でも代替医療でも大事な意識だもんな
治療者がクライアントの権利を奪うと、クライアントは根本的に治らない(治療者に依存するも含めて)
オステオパシーのスティルも現代医学の一部の医師も「正常を見つけよ、異常は誰にでも分かる」と言うしね
量子力学の「意識を向けた世界が拡大する」にも当てはまるしね