こんにちは
ご訪問いただき、ありがとうございます
私が毎日おうちでのんびり過ごすアイテムに
DVDがあります
大体Amazonで
中古で非常に良い状態のものを買うことが
定番です
今回は❁︎ヘアスプレー❁︎という映画を
観ました♡
1962年のボルチモアが舞台です
ぽっちゃり体型の女の子が
何事も前向きに諦めず、夢と恋を追いかける
シンデレラストーリー
白黒のテレビや、お洋服、髪型
街を走る車など
レトロで可愛い雰囲気のものが
たくさん出てきて気になります!
そして全体的に歌が多めな
ミュージカル映画です
ポップな感じから
しっとりしたバラードまで様々な曲があり、
楽しく観ることができます
その中で
太っている人への偏見や
黒人への人種差別などが
大きな問題となっています。
1960年代前後は
世界的にまだまだ白人優位な時代で、
ボルチモアはアメリカで一番
人種差別撤廃が進まなかった都市
なのだそうです。。
南北戦争により奴隷制は廃止されましたが
人種差別は色濃く残っていて、
その代表がジム・クロウ法というもの。
ジム・クロウ法とは
白人とそれ以外の人種を隔離する法律です。
白人専用のバスを作り、レストランを作り、
学校を分けた州もあったそうです。
『ヘアスプレー』の中では学校内で
白人と黒人のクラスが分けられていました。
また、メインとなる
『コーニー・コリンズ・ショー』という
テレビ番組でも、
白人の学生が踊る日がほとんどで
黒人の学生が踊る日は月に一度の
ブラックデーの日だけ。
白人と黒人が一緒に踊ることも
許されない時代だったのです。
実在した番組だったというからビックリ
ですので
白人と黒人が恋愛をするなんてもっての外
映画では主人公トレイシーの親友ペニーが
トレイシーの黒人友達シーウィードと
恋に落ちるのですが、
1967年までボルチモアがある
メリーランド州には
反異人種間混交法というものがあり、
異人種間の結婚の他、
同棲や性関係などをもつことが
犯罪になる行為だったため
現実的には難しかったことと思われます
その中で、トレイシーが黒人の仲間達と
歌いながらデモ行進をするシーンは
とても印象深かったです!
古いものを壊して
新しい時代を歩もうとする姿は
素晴らしいものだなぁと思いました
映画といえど、とても深くて
考えさせられる作品でした。
そして
現在は人種差別がなくなったのかというと
決してそうではありません。
今のボルチモアの人口は
黒人の方が50%以上を占めていますが
かのドナルド・トランプ元大統領は
「ボルチモアは全米一危険で、
どんな人間も住みたがらない」
と批判したのだとか。
当然ながら、人種差別にあたるということで
物議を醸したそうです。
私、この人が大嫌いだったので
アメリカの大統領がバイデンさんに代わって
本当に良かったです!!
なぜ人が人を差別するのでしょうね…
人間は誰かの上に立っていないと
自己肯定感が持てないのでしょうか?
なんの違和感もないのに
何が違うと思っているのか
不思議でたまりません( ・᷄ὢ・᷅ )
白人至上主義の方々は
日本人も黄色人種として
差別しているらしいです
最近のニュースで
海外ではコロナを持ち込んだのは
アジア人だと思われていて、
日本人も危害を加えられている
という事件をよく耳にします。
不安や不満が積もり積もって
また新たな人種差別を生んでいるのです。
悲しい思い、ツラい思いをされている方が
世界各国に大勢いらっしゃると思います。
でも、誰かを暴行したからといって
コロナはなくなりません。
憎しみを募らせるのではなく
慈しみの心を持った人が
増えていけばいいのになと思いました。
誰もが平和な世界を願っています
その心は同じです。










