入院6日目です
カプセルを飲んで3日目
「翌日が1番ツラいから~
明日になれば楽になりますよ~」
という、医師の言葉は見事に裏切られました
目覚めからムカムカするのだが〰️
あれは気休めの言葉だったん
他の人は、ここまで体調崩さないのか
…あぁ…そっか…
私は骨転移しているので人よりカプセル投与量が多いんだ
だから副作用も強いんだな〰️
私の投与量は
7.4GBq(ギガベクレル)
→200mci(ミリキュリー)
です
放射線の単位を未だに理解不足
足りない頭で得た情報は
放射能の単位
→Bq(ベクレル)・Ci(キュリー)
放射線の単位
→Gy(グレイ)・Sv(シーベルト)
らしい
…で、隔離される時に
「30以下にならないと出れません❌」
と、言われました
ググって出たのが
30μSv
↑これが、退出基準っぽい
読み方はマイクロシーベルトだと…思う
らしい、っぽい、思う
自信が無いので曖昧にしてるw
カプセル飲んだ直後に線量計の前に立つと
278
はぁ
いやいやいや、この数値から30以下にするなんて無理だろうよ…
水がぶ飲みして出さねば
隔離初日は、そう思ってたけど
いや、飲めませんよ
気持ち悪くて水どころか食事も喉をとおらなかった
それでも隔離3日目の午前中
医師による線量チェックは
53
ほとんど飲まず食わずでもここまで下がりました
だが、退出基準までは程遠い
でも、明日には迎えの車が…
医師に訴えます
「地震の影響で新幹線が運休になりまして…
明日、地元から車で迎えが来るんです
なので、どうしても明日退院したいんです」
水を飲まないから線量が下がらないのに
自業自得なのに必死の訴えw
それに対し、医師は
「午後に、改めて計りに来ます
出来るだけ水を飲んで下さい」
…飲めね〰️水を1口飲んではトイレ
吐くのではなく、おしっこを搾り出します
でもねぇ、体の水分なんて無いから出ない
水を1口→トイレを何回か繰り返し
午後に本日2回目の線量測定
47
おっ 僅かに下がっとる
でも、まだ高い
医師は
「後で、また計りに来ます
その時に数値が30後半だったら明日、退院する方向で。
頑張りましょう」
…また、計りに来てくれるのね~
お手数お掛けします
そして、本日3回目の線量測定
38
医師は
「うん、この下がり方なら明日には30切りますね
念のため、今から下剤を飲んで出来るだけ体から放射線を排出しましょう」
下剤を飲んでも出るものが無いと思うけど…
明日の退院実現の為に飲みます
そして、退院予定日の朝
やっと、線量が30を切りました
病室で着ていた服を捨て
ビニール袋に入れておいた退出用の服に着替えます
そのままシンチグラフィ撮影へ…
転移巣への集積の有無を確認します
そして、その画像を見ながら医師の診察
私は肺、骨髄、骨盤、脚の付根などに転移がある
ちゃんと放射線が取り込まれたのか…
うん、骨盤が異様に光ってるw
背骨も光ってる
肺は、転移が小さく細かいらしく確認しずらいと言われた
骨転移は治療効果が比較的低い
肺転移は治療効果が得られやすい
入院前に調べてた情報
私の骨転移には効果が無いのかも
でも、とりあえずは取り込まれた
うん、一歩前進
ひとまず、安堵