中学生の時、初めて大学病院へ行った時のこと
今まで皮膚科に行くのに一緒に行ってくれたことのない
父が初めて連れてってくれた
電車とバスで1時間以上かかる県外の大学病院
その日、診察室に数人の医学生さん達がいて
先生が私の髪の毛を触って、抜けた数本を学生さん達にみせ
何か説明してた
今はそういう日は看護師さんから医学生がいますとか
事前にお話があると思いますが
その時は怖いやら恥ずかしいやら
大勢の男子学生さんに囲まれて先生には髪の毛むしられるし
なんとも言えない気持ちだったな~
でも最後、診察室出るとき、1人の医学生さんが
『ごめんね、女の子だから早く治したいよね』って
だいぶ前のことなので正確な言葉はもう覚えてないのだけど
お礼と優しい言葉をかけてくれました
なんかほっとして泣きそうになったのは今でも覚えてる
皮膚科の先生になってくれたのかな~
今、すんでる街の病院にとても優しい先生がいて
もう引退なさったけど
その先生をみてあの時の医学生さんがお医者さんになってたらこんな感じだったのかな~と思い出したことがありました
患者は体も患ってるけど、心も傷ついているので
医学生さんが心に寄り添ってくれたことに
ほんと『ありがとう』
そして今、コロナ渦で苦しむ患者さんに寄り添って下さってる医療従事者の皆様にも
『ありがとう』と伝えたい