バタフライ
あの時、別の行動をとっていたら・・・・・・
あの事が起こらなければ・・・・・・
別の人生があったかもしれない。誰しも、一度や二度この願望を抱いた事があるのではないでしょうか?
主人公エヴァンは、過去に戻る事のできる能力の持ち主。
彼の願いはただ一つ、愛する人の幸せ。 その願いの為に、何度も何度も過去に戻り、人生をやり直します。
ほんの少しの修正や違いが、大きな歪を生み、二人に関わる者の人生、人格を大きく変化させ狂わせます。
何度、やり直しても求める幸せが訪れない。 苦悩したエヴァンが、最後にとる行動とは・・・・・・?
ベースのエピソードがあり、その後、何度も過去に戻る為、多少、目まぐるしくはありますが、よくできた作品だと思います。
タイムパラドックス、タイムトラベラー、トラウマなど、あちこちで使われる題材だけど、 これはすごく新鮮でした。
エンディングは切ないけど、音楽がすごくその場の雰囲気に溶け合って、綺麗で大満足。 また、一つ好きな映画が増えました。
そうそう、DVDのみの特典で、異なる二つのラストが見れます。わずか1分ほどのシーンで映画全体の雰囲気まで変えてしまうんだぁと驚きました。中々、楽しい企画。
私は、二つとも却下。内、一つはこっちの方がいいと思う人がいるかもしれないなぁという内容。それは、見てのお楽しみ・・・・・・
    
<バタフライ・エフェクト>とは、「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」=初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す、という意味のカオス理論の一つ

さかな
痛い、いたい、イタイ、映画です。心も体も痛くなりました。
湖畔の釣り場の女管理人、ヒジンは、恋人を殺し逃亡してきた元警官のヒョンスクに恋をします。そして、ニ人の距離は縮まり愛し合うようになるのですが、閉鎖的な環境とヒジンの執着的な愛がヒョンスクを追い詰めていきます。
途中、正視できなかった場面がありました。
・ヒョンスクが、釣り針飲み込んで自殺しようとする。
・逃げるヒョンスクを繋ぎ止めるために、ヒジンが女性器に釣り針引っ掛けて引っ張る。
ぎゃぁぁぁぁ いだだだだだだぁぁぁぁ(稲川潤二のノリで)
何もそんなとこにひっかけなくても・・・・・・びっくりしたぁ 手をみたらさぶいぼ(関西では鳥肌のことをこう言う)できてました。マルキド・サドもびっくりなプレイですよ
驚くことに、セリフがほとんどありません。(ヒジンが全く話さない)
それなのに、主要な二人の心情は痛い程に伝わってきます。そこは、あっぱれ。
もう一つ驚いたの事が、パッケージのおねぇさんがとても美人さんだけど・・・・・・
本編みてびっくりー 青田典子(青田さんは綺麗だと思う)を四角くして陰気にしたような感じ。そして、冗談みたいな眉毛。
オイッ、こらぁー。メイクさんちゃんと描いてあげろぉぉぉ 眉毛、睫毛がやたら気になるたちなのでそれに気をとられて最初、集中できませんでした。
そう言えば、大奥の小池栄子の眉毛も気になるのよねぇ 薄くて、短すぎ! 役柄上、年齢を上に見せるためなのかなぁ(大きなお世話ですが)
うたかた フランスの作家――ボリス・ヴィアンの、現代でもっとも悲痛な恋愛小説と言われている『うたかたの日々』
を原案に岡崎京子が漫画化した作品。詩的で叙情的で美しい・・・・・・でも、難解。
すごく残酷なことを美しく書かいてしまう、言葉にしてしまう漫画家は岡崎さんをおいて他にはいない。この小説を読んだことはないが、きっと原作のイメージをそこなっていないような気がします。+岡崎ワールド。
内容が、繊細で独創的、かつ意味深で不可解。
原作を読んでみたくなりました。きっと、読み手の解釈で幾重にも広がるようなそんな世界です。
ちょっとした財産持ちのコランは、ハンサムでとびきり料理上手なコックのニコラ、ある作家の偏狂的なコレクターの友人シックとその恋人のアリーズに囲まれ、労働とは無縁の退屈だが素敵な日々を送っていた。そして、美しいクロエと愛し合い結婚。
すべてが順調だったはずなのに・・・・・・一番、最初に暗い影に気付くのはねずみ。 小さな手で血を流しながら、ピカピカ輝いてたはずの部屋のくすんだタイルを磨く。
やがて、影はかたちとなる。コランの愛するニコラが奇病(肺に睡蓮が寄生する)に侵されてしまう。そして、周囲の人々の生活も様変わりし、みんな破滅へと向っていく。
1600円という金額は、ちょっとなぁと思いますが、胸に傷のあるニコラが描かれた白いケースからは、二本の睡蓮が描かれた本が出てきます。装丁もすごく凝っていて大事にしたい本です。
APC
ここ5年くらいで、本気で気に入ったバンドです。A PERFECT CIRCLEにドハマリ。ジャケのデザインも大好き! 映画「コンスタンティン」で気に入った「Passive」目当てで買ったのですが、あれれ・・・・・・カバー曲だらけだ。しかも、原曲がぶっとんじゃうくらいどれもよいっ!
MARVIN GAYE,LED ZEPPELIN,DEPECHE MODE等等・・・・・・
驚きは、あのJOHN LENNONの「Imagine」
もんのすごく鬱々としたピアノで始まる完全に別物です。
オリジナルはあれはもう名曲中の名曲で文句なしですが
天国なんてないさ、国なんてないさ、宗教さえもない。財産もなく、欲も飢えもなくみんな平等の世界~世界は一つすべての人々の物~という理想郷を歌う反戦の歌詞。
これが、おもぉく、くらぁく歌うこっちの方が妙にリアルに心に響く。
思えば私、嫌そうでやる気なさそうな感じ、又は、気だるげや覇気がない調子で歌うボーカルが大好きなのです。APCのボーカルは後者のタイプ、しかもとてもよく通る声が綺麗。シャウトも素敵、かっくいい、セクスィ。 その上、陰鬱で退廃的な雰囲気だし申し分ない。もう、陶酔。
ギターリフもめちゃくちゃかっくいいし、ベースもドラムもすんごくいい
私、ベースやってたから、ベースの効いた曲に酔っちゃう。「Passive」特に好き。 エンドレスで聴いちゃいます。リバース、リバース。
最近、ポップで聞きやすい音楽に流れがちでしたが、ああっいいっ!と思って買って も数回聞くと飽きちゃうんですね。
なので、掃除やPCする時はAn Vogue The Brand New heavies など、さらっと聞ける古めの洋楽やJazzが主流になっていました。
でも好みの声のボーカルが無償に聞きたくて、持っている中で、思い当たるのはSuede(このボーカルはほんまだるぅい感じ、美形でセクスィ)かMarilyn Manson辺りだなと聞こうと思うがないっ!! どこにいったんじゃぁぁぁ、怖いくらい物がいつのまにか消える・・・・・・
でも、これがあれば十分、当分これ聞いて過ごせます。
つーか、一生聴く!!!
でも、Suedeの「So Yong」は聞きたいなぁ、レンタルだな。
ここ数年で、曲だけなら何度聞いてもいいなぁと思うのは、
Todd Rundgren
のA Dream Goes On Forever
雨の日に聞くと哀しくなるけど大好きですこの曲。
世界で最後の二人
浅野忠信主演、タイとの合作です。
静かに、特に抑揚もなく淡々と過ぎて行く映画。基本的に淡々とした映画は好きなのです。加えて、浅野さん主演という事とエンディングの曲が素敵なのでよい映画でした。
でも、別の俳優さんなら印象が変わるかもと思うような微妙な内容。
哀しく儚げだけど何故か心地良く、ずっと見るともなしにつけていたいような不思議な感覚のする映画。夜、お酒飲んで音楽変わりにつけていたい感じかなぁ。
むかぁし、よく行ったショットバーは、いつも映画(少しマイナーな)が流れていて、お酒やおしゃべりの邪魔にならない淡々とした作品が多かったが、何故か私が行くときはヒドゥンがよく流れていた。
お陰で、人間にパラサイトするカブト虫がグロくなったような宇宙からの生命体を10回は見た気がする。
世界で
子供の頃にやり始めたあるゲーム。それは、相手が言う無理難題をその通り実行する事、相手の仕掛けた罠にのること、のる?のらない?
悪戯心で始まったこのゲームは大人になっても続く。しかも段々とエスカレートし悪趣味になる。時に翻弄され窮地にたたされるが二人はやめない、ずっと囚われて逃げられない。 なぜなら、互いに深く愛し合っているから・・・・・・
ポップな画像でコミカルにかるぅく描いていますが(アメリみたいな雰囲気)、冷静に内容を考えると、重くてシュール。愛憎劇であり、いかれた二人の異常な愛の物語です。でも、愛と憎しみは紙一重。これでいいのだぁ、いいのだぁ(バカボンパパの声に仲間由紀恵も足して)
この手の、一見はちゃめちゃストーリー(その上フランス映画)は、理解できるか出来ないか、好きか嫌いかすんごく分かれると思う。
私は、好きだし共感できた(あっイカれてる?) 「タイタニック」、「解夏」、「蝉しぐれ」など、愛する相手の為に・・・・・・的な美しいラヴストーリーは、理にかなっているし感動し納得し同意できる。
この映画の二人は、相手の為にという恋愛の王道的な発想はほとんどなく、自分の為、自分の想いの為に行動する。私にはその方がリアルに感じてしまう。すんごい好きになったら、相手の事考える余裕がぶっとんじゃって、自分の想いに翻弄されるタイプの人間っていると思う。どう行動するかではなく、内面で・・・・・・
ラストに疑問を感じる人が多いかもしれません。 しかし、ゲームで繋がる特殊な関係を終わらせると、二人が二人でなくなる、永遠に今のままを望むには最良だったのかなぁと思う。
ラストの二人はまさにタイトル通り、 「不運だけどとても幸せ」な顔をしています。
だって、幸せは自分が決めるものですから・・・・・・
先日、前を走る車内の男に目が釘付けになった。 心トキメク程のいい男だったから・・・・・・てな訳ではない(そんな人はまずいない、ちなみに私は田口淳之助を見たら目が釘付けどころか心臓麻痺起すかも)
見るとも無しに視界に入ってくる前の運転席の男。軽い違和感を感じて凝視する。 頭のまわりで規則的に動く何かがある、よくよく見るとそれは彼の手だった。 なんと、信号三つを通過する間、自分の両方の手で頬をビンタしてた。なんて、Mなお方・・・・・・
それは、遠めにみたら、小さな羽根が羽ばたいているように見える。 まるで、Dr.スランプあられちゃんのガッちゃんのようだ。クピプー。
しばらく普通に運転しては、またすぐに始める。それにしても、両手離してる割に車はよくぶれないなぁと感心していたら、快感に身悶えだしたのか、車のスピードが遅くなったり、早くなったり、変則的になり始め、車がぶれ始める。両手ビンタの手の感覚が広くなり、ガッちゃんが、イカロスになった。 ぶつかったらしゃれにならん!と思い、後ろに車がなかったので、その車とおもいきり車間距離をとり、運転することにした。
すると、離れれば離れるほど、ますます手には見えず、規則的な動きが、何故だか私を無償にいらいらさせる。 神経逆なでるキィーーーーっていう金属音聞いたみたいな感覚。
かれこれ、二十分程の間ほとんど彼は、ビンタして手放し運転だった。車のナンバーは少し離れた地域だったし、ビンタ運転はまだまだ続いたのではないかなぁと思う。
途中、首がもげたかと思うほどに頭がガクッとなり、びっくらこいた。それほど眠いなら、どこかでねろよぉー、スタバれよぉ、コンビニでフリスクかえよぉ
今、書いてて、ふとおもったが、家に帰る頃にはほっぺはぷくっーと真っ赤に腫れてたの ではないかしらん、見てみたいのだぁ
発狂
踊る大走査線の脚本家、君塚良一著「脚本通りにはいかない」で、何の制約もなしにあふれる創作意欲を吐き出し、合法的に発狂しようとしている脚本、発狂した脚本などなかなかお目にかかれないと紹介されていた事、その脚本家がリングの高橋洋である事、阿部寛が出ている事から興味をもち見てみた。
想像以上にありとあらゆる意味で凄かった。
この衝撃(笑ゲキ)は、初代侵略美少女ミリ を見た時、「キルビル1」を見た時に似ている。
「お前、好き放題作っただろぉーーーー」と創る側を責めるでもなく思ってしまう。
見る側の事は全く考えていないので受け入れられない人には全く駄目な作品だと思う。 私は、結構好きである。
エログロ映画だけど、何故かそんなに感じない。 うわぁーなんだこりゃ?? 何でそうなんの?? 展開が理解不能にクルクルと変る。 声に出して笑いはしないがおもろぉーと思うシーンが時々唐突にやってくる。 どぎついシーンの連続だが感情が揺れることもなく、始終ポカーンと呆けたように見てしまう。
唯一、感情が動いたのは登場していきなりヒールの匂いを嗅ぎ、ほぼ単語でしか英語を話さない奇妙な女を「ルーシー好きキャラ、おもろかわいい」と思った事だけ。
ルーシー(知らない女優)とは、阿部寛とペアを組むFBI捜査官である。(どうにも胡散臭い設定)
阿部寛はトリックに出てから、一皮むけたなぁと感じていたが、これに出て一皮むけたんだ、ペロンと・・・・・・ 勝手にそんな事を思ったりもした。
実はこれ、先週借りた時見れなくて、返却の時、再度借りた。
「発狂する唇」大好きっこみたいに店員に思われたのではないかと少し不安である。
でもまた、借りる。だって、ルーシーが見たいんだもん。
ヴァージン
厳格な家庭に育った美しい5人の少女が自ら命をたつ。
その儚い一生を彼女たちに恋焦がれた少年達の視点からとらえた作品。
最初は、末娘のセシリアから始まる。
一命をとりとめた彼女に精神科医はこういう「人生の辛さも知らない歳なのに・・・・・・」
セシリアは「先生は13歳の女の子じゃないわ」と言い放ち、その二週間後、自宅のパーティーの途中に投身自殺してしまう。
それから、1年足らずで残りの4人の姉妹も彼女の後を追うでもなく自殺する。彼女達が二十代の女性ならこうはならなかったかもしれない。
彼女たちはちゃんと大人で、愛も死についても理解していて、でもまだ十代の子供、 両親の支配下にある子供の世界ってとても狭い。
自殺に行きつく過程を少年達からの視点で丁寧に描いていくが、理由は明確にはされない。 しかし、彼女たちの心情は映像や表情から痛いほどに伝わってくる。
すごく分かるような、それでいて分からないような、感情移入したような、しなかったような、なんとも不明確な気分になりましたが、すっごく好きになりましたこの映画。
全体に流れる70年代の音楽が心に染みて、後半の、キルスティン・ダンストが屋根の上で煙草を吸うシーンから何故だかすごく泣けました。
コンスタンティン
「コンスタンティン」やっと見ました。キリスト教に馴染や知識がないと、不明確な点がある映画かもしれませんが、もう大好きっ!こういうの
PV出身の監督だけあり、映像が素敵で凝ったカメラワークがいい!
バーのシーンは、まさにミュージックビデオっぽく、店内に流れる曲が好みでサントラ欲しくなったぁ、歌詞も退廃的でよいの。で、アマゾン検索してみたら、なんと!この曲だけ集録されてないらしい・・・・・注意、注意、危うく買うとこでした。その曲とは、A PERFECT CIRCLE の「Passive」です。
以前、紹介した「ゴット・アーミー」同様、天使にとって、人間は実に腹立たしい存在のようです。愚かでちっぽけな存在の人間、神への信仰心がなくとも愛され、悔い改めれば罪が許されるという点が恵まれているらしいっす。ふーん。
この映画でもガブリエルが堕天使となる。何か忘れたが、漫画でもそういう存在でした。聖書上は、受胎告知の天使であるガブリエルにそのような事実はなく、何かのきっかけで神を愛するあまり人間を快く思わないというイメージが定着したのかしらん。
  悪魔も天使も、目の中心が金色。これも何だか、あぁ、ぽいなぁと納得させられる。 「エンジェル・ハート」でも、悪魔はそのような目だったのです。登場する、天使も悪魔もイメージ通りなのですが、サタン(ルシファー)が何だかゲイのおやじっぽくて笑えます。 (喜ぶシーンは特にキモかわいい)
    結局、神にとっての一番の存在は人間であり、弱いようでいて一番強い存在であるというのが、宗教がらみの映画には感じられます(だがしかし、作っているのは人間なのだ)
でも、絶対、神って出てこないのねぇ、特に何かするわけでもないしぃ 彼らにとって崇高な存在すぎて映像化しにくいのでしょうか・・・・・・
そういえば、オーメン3で、最後にぼわぁぁっと出てきただけで、えらくありがたがられてよなぁ
続編がありそうなつくりなので、パート2があるのに期待!