義父母はうちの近所に住んでいて

義父は4,5年まえから認知症だ。

 

義母は足腰が悪いし、たまーに体調崩して入院することもある。

 

義母は当時まだ60代だったし元気な人なので、

義父の認知症もまだ軽いし、なんとか生活していた。

 

ただ、認知症がこの先進行していくのは避けられないし、

先々のことを考えて介護申請をして、ケアマネさんについてもらって、

計画立てていった方がよいだろう、と私は思っていた。

 

そんな情報は、看護師である友人から教えてもらった。

介護保険払っているんだから、そっちのサポートを利用すべき。

 

なので、今からでも支援度でもいいからもらって、

長い目で対応できるといいなと私は思い、

義母の負担の軽減として、介護申請を提案した。

 

が、却下された💦

 

義父母とその親戚で商売をしていて、

義父は社長。

まあ、実質は義母と身内たちが業務をしているのだが、

義父の顔で成り立っているところがあるらしく、今、介護度もらうのはまずいと。

 

身内からも「まだ無理。もっと土台を作ってから」

 

当時はちょっと物忘れが出るくらいだったので、

介護申請せず、自分たちでサポートすれば大丈夫、と。

 

それならそれで、はいそうですか、と。

 

しかし、認知症はどんどん進行していく。

 

基本穏やかな義父だが、自分の要望が通らないと時々怒鳴りだす。

職場にはいるので、勝手に電話取って話をしては、それを忘れる。お客さん怒る。

お客さんから預かったお金をなくす、というか預かったこと自体覚えていない

少しずつ迷子になることも出てきて、その都度職場の人たちが探す。

 

長男である夫と嫁の私が距離を置いていることにもチクチクいいだす。

 

(いや、介護申請出さず自分たちで頑張る選択をしたのはそっちだろー。)

 

介護度貰ったうえで、ケアマネさんと話し合って義父母の対応をすることは、私はするつもりだった、

が、なんだか自分たちの体裁のために申請せず、やみくもにあたふた義父を見ているので、

ここで私もそこに参加して義父のサポートするのはちょっと違うなあ。。

私は私で生活あるし、

彼らは自分たちの生活維持のためにそれを選んだのだし。

 

なので、白い目で見られようとへっちゃらな私は鈍感キャラを装っていた(笑)

 

そこの職場、いない人の悪口を言うのがあるあるでね。

私が別用事で顔出すと、パートさんがいない人の愚痴を言う。

他の人もそう。お互いに言い合っている。

きっと私のことも相当言っていることでしょう。

 

しかし、義母の足腰もだんだん悪くなり、よたよたと杖二本であるく。

義父の介護申請をする気配なし。

 

サポートはしてあげたいけれど、、、今手を出したら、「自分たちで」路線が強化されそうだなあ。。

 

そして友人にまた相談。

 

友人「義母さんの介護申請を出すのはどう?そうすればケアマネさん着くし、同居する家族の様子にも目が行くはずだし」

 

なるほど、これは良さそうだ。

 

で、義母さんに

「介護申請通って支援度貰えれば、カートも安くレンタルできるよー、家の中に手すりとかつける提案もしてくれるよー、それも安く!」

と、お金のお得感を前面に説明したら、義母の介護申請にOKがでた。

 

包括センターに早速電話し、本人に来てほしい、と言われたが、義母の足では行きづらく、

私だけがいって、申請書を書いた。

そのときに、義父の話をして、本当は義母より義父の申請を出したいが、なかなかその流れにならない。

なので、義母とケアマネさんを結ぶことからしようと思った、と率直に説明した。

 

そして、結果、義母、支援度1

 

それが去年の初めの話だ。

 

続く