「母乳信仰」「母乳教」

こんな言葉を聞くとしんどくなります。

 

「母乳にしたい」と言えば、

母乳にこだわっている!

母乳はママの自己満足!

 

え?そうなの?と思うような、ネガティブな表現をされることもあります。

 

そもそも母乳育児とは「しなくてはいけない」義務なのでしょうか。

 

 

母乳育児は権利です。

 

ママにとっては「飲ませたい権利」であり、

赤ちゃんにも「母乳を飲む権利」があります。

 

つまり「母乳を飲ませるべきです!」は義務の押し付けで

「母乳を飲ませたい!」という意思は権利なんです。

 

ごちゃごちゃになるとしんどい!

 

ときどき、こんな声を耳にすることもあります。

 

「母乳を飲ませたいけれどうまくできなくて、どうしたらいいですか?」と相談したら、お医者さんに「そんなに母乳にこだわらなくてもいいですよ。今はミルクも栄養がありますから」と言われたんです。

 

母乳を飲ませたいと思ってますが、何が何でもというわけではないので、難しいならこのままミルクでいいんですが。

 

こういう話を聞くと、義務と権利がごちゃごちゃになってるなーと思う。

 

「母乳を飲ませたいので教えてほしい(権利)」と

「母乳にするべきだとこだわらなくても(義務)」が、ごちゃごちゃ。

 

 

 

さら助産院では、

「母乳にするべき」とか「母乳にしなくてはいけない」とお伝えすることはありません。

 

育児すべてにおいて、「○○べき」はひとつもないと考えています。

 

ただ、

母乳育児の専門職として、「母乳育児にしたいママ」へ必要な知識や技術を提供したい。

 

さら助産院へ足を運んできてくれた人に対して、最大限の情報提供をしたい。

 

だってこれは、

「ママが母乳育児について知る権利」なのだから。

 

だけど、

「こうしなさいよ」といった「義務の押し付け」はしたくない。

 

その人が思い描く母乳育児に近づけるお手伝いがしたい。

 

そんなモットーで関わらせていただいています。

 

 

日本ユニセフ協会が発信している情報を引用します。

 

「熟練したカウンセリングへのアクセス促進を」

 

ユニセフとWHOは、母乳育児支援の重要な要素である、熟練した母乳育児カウンセリングへのアクセスを守り、促進するよう各国政府に呼びかけています。

母乳育児によって、子どもは人生の最善のスタートを切ることができます。母乳育児は、子どもと母親の両方に健康、栄養、心理的な利益をもたらすとともに、持続可能な食料システムの一部をも形成しています。一方で、母乳育児は自然なプロセスではあるものの必ずしも簡単なことではありません。母乳育児を始めるためにも、続けるためにも、母親へのサポートが必要です。

 

熟練したカウンセリングサービスによって、母親とその家族は、赤ちゃんに最適な栄養を与えるために必要な情報、アドバイス、安心感を得られます。また、母乳育児カウンセリングは、母親それぞれの状況や選択を尊重しながら、彼女たちが自信をつける助けにもなります。カウンセリングは女性たちに、課題を克服し、最適な母乳育児を妨げる可能性のある授乳やケアの習慣(例えば、乳児や幼児に不必要な水分や食品、母乳の代用品を与えるなど)を防ぐための後押しをすることもできます。

 

母乳育児のための熟練したカウンセリングへのアクセスを改善することで、母乳育児の期間を延ばして完全母乳育児を促進することができ、赤ちゃん、家族、経済に利益をもたらします。分析によると、完全母乳育児の割合を増やすことで、毎年82万人の子どもたちの命を守ることができ、3,020億米ドルの利益を生み出すことができます。

 

このような…(続きはこちら

 

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エジソンママさん公式YouTubeでもお話しています。

 

 

 

 

まだまだあります。

動画一覧はこちらから。

 

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エジソンママさん公式ページに、育児コラム書いています。

 

 

助産院スタッフの鈴木早織が書いたコラムも。

 

 

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安心安全なパルシステムさん。

離乳食に取り入れてみませんか?

さら助産院紹介特典で5,000円オフになりますよー。

 

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わらべ歌や子守唄など、赤ちゃんが喜ぶ歌を集めました。

AmazonMusic、LINEMusicなど各配信サービスからもお聴きいただけます。

さら助産院のべビマでも歌っています。