「母乳にしなくちゃダメなんですか?」

 

母乳育児が思うようにいかないときに、こう言われることがあります。

 

 

わたしは「母乳にするべき!」と言ったことはありません。

「何がなんでも母乳!」と思ってもいません。

 

でも、多くのママに関わってきた経験から

母乳を飲ませたくないママはいない

ことを知っています。

 

 

助産院でお会いするママのほとんどは

「母乳の量をもっと増やしたい」

「母乳育児がしたい」

そのように希望してお越しになります。

 

でも助産院へ来たからと言って、すぐにじゃあじゃあ出るわけはありません。

 

そんなことができたら、それは、

魔法使い。

母乳の生産量を人工的に操作することは不可能です。

 

受験生が、進学塾に入ったからといってすぐ成績が上がらないのと同じ。

 

成績が上がらないジレンマのときに、

「受験しなくちゃダメなんですか?」

って言ったら、指導者からはなんと言われるでしょうか。

 

「母乳が増えるようにしたい」と助産院へお越しになった方に対して

「こうしたらいいよ」を考えながら、少し先を見通してアドバイスするのがわたしのお役目。

 

「○○するべき」という考えはありません。

 

もしかしたら、

その通過点はしんどいことがあるかもしれない。

一時的に体重が減ることがあるかもしれない。

 

でもその塩梅は、

「おっぱいを触れたら」わかる。

「赤ちゃんの吸い方を見たら」わかる。

「体重の増え方だけ」ではわからない。

 

「今はしんどくても、1週間後にはうまくいくよ」

「赤ちゃんがよく泣いていても、もうすぐ軌道に乗れるよ」

 

目先だけではなく、少し先を見ながら関わらせていただいています。

 

 

さら助産院で大事にしていることは、

その方の持っている力を最大限引き出すこと。

 

ホームページを検索し、ご予約の電話を下さって、

助産院へお越しになった方へ、全力でサポートさせていただきます。

 

 

 

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母乳育児に熱い思いで取り組んでいらっしゃる

助産院イスキア菅原院長の言葉を引用します。

 

母乳推進というのが、しっくり来ない私です。

お母さんたちは医療者ではないので、母乳についてさほどの知識はないはず。

あり溢れた情報の中から、

「なんとなく母乳はいいみたい、でもミルクも楽かもしれない。

自信もないからとりあえず混合で」そんなふうに考えているのではないでしょうか。

 

お母さんの希望だからそのように?

これは支援者としてはいかがなものか?とも思っています。

 

「お母さんの気持ちに寄り添う」と言うけれど、寄り添うことの捉え方が違ってきている昨今。

「お母さんがしたいように?」

お母さんの気持ちを聞き出せていないならば、それは寄り添うとはいえないですよね。

 

「母乳推進」という言葉からは、支援者からの押し付けっぽさがあります。

なによりも妊娠中から適切な情報提供から始まり、産後はそれこそ適切な支援ありきです。

母乳育児支援は奥が深い、ある意味学問だと思っております。

 

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