八潮市内の中学3年生へ、
「いのちの授業」をさせていただいています。

 

9月~12月までクラスごとに授業を行ってきて、今年度はあと1校のみ。

 

「いのちの授業」は、いつも参加型。

「いのち」って、学んでも学んでも尽きることがありません。

 

私自身、助産師になって25年たつけれど、

「赤ちゃんについて知り尽くた」なんて畏れ多くて思えません。

まだまだ「赤ちゃんってすごいなあ」「ふしぎだなあ」と思うことの連続です。

 

生命の神秘やふしぎについて、中学生と一緒に考えながら進める授業です。

 

胎児のときに聞いていた音を疑似体験

 

赤ちゃんの時と今では頭の骨が違う!

 

 

授業の始まりでは斜に構えていたり、おしゃべりしていた子が、どんどん前のめりになってくれているのを見ると、「伝わっている」…とわたしも心が震えます。

 

「私が中学生の時に聞きたかった内容を伝えたい」…そう思って始まったオリジナルの授業。

 

助産院でお声かけした赤ちゃんもいっしょに参加します。

 

 

 

 

真っ赤な顔であふれる涙をこらえる男子。

その男子を見て涙する女子たち。

ピュアなリアクションがとってもかわいい。

 

生徒さんのなかには、いろんな成育歴の子がいるからこそ、
なかには、
「幸せそうな赤ちゃんを見ているだけでイライラする」
「自分はこんなに苦しいのに!」って思う生徒さんもいると思う。

 

授業の中では、

「家族に感謝しなさい」とか、「お母さんが産んでくれました」とか、そう言う内容は一切ありません。

 

デリケートな内容だからこそ、


丁寧に伝えることを大切に、細心の配慮を忘れないようにしています。