市内八潮高校での「性教育講演会」でした。
この高校さんは6年目ですが、
今回は、私にとって特別な講演会でした。
この学校の養護教諭の先生が、
交通事故でお亡くなりになって3カ月…。
プライベートでも仲よくしていた、大好きなH先生。
この講演会は、その先生と毎年育てつづけてきた授業です。
H先生が亡くなって、
「いのち」は突然消えてしまうことがあること、
「いのち」が消えてしまったときは悲しくて仕方がないこと、
そう、改めて学びました。
講演会当日に向けて、
何十回もシナリオを考え言葉を選び直して、
何十回も一人でリハーサルして臨みました。
「いのち」について、
私のありったけの言葉で伝えました。
「H先生が体育館にいた気がするね」と、先生方からお声かけ頂いて涙…。
講演会の最後には赤ちゃんゲストの登場なのですが、
そんな雰囲気を赤ちゃんたちも察してくれたのか、
出番まで一人も泣くことなく待ってくれて、本当にありがたかったです。
先生も、抱っこしながらお話してくださっています。
生徒さんたちの未来が輝き続けますように。
「避妊=妊娠を避ける」のではなく、
「妊娠するタイミングを選ぶ」生き方をしてほしい。
応援して見守ってくれている大人が必ずいることを、忘れないでほしい。
そして、
H先生へ。
先生と作り上げてきたものを、これからも大切にし続けていきます。
講演会を見守ってくれていて、ありがとうございました。