八潮市では、小中9年間の一貫教育を目指した取り組みが行われています。

 

そして毎年、小中学校の指定校を決め、研究発表会が開催されています。


八潮市近郊はもちろんのこと、県内外の学校関係者や教育関係者、議員さん、PTAの方々が参加する大きな研究授業です。

 


小学校では各科目の授業が行われます。そして中学校では小中合同授業として、小中学生が道徳や特別活動授業を同じ教室で受けるという面白い取り組み。


これらの授業のひとつとして、「いのちの授業」を選んでいただきました。中学3年生が対象です。


 



 

 

先生方はすべての授業をご覧になるので、多くの方々が教室を出たり入ったり。多くの黒いスーツ姿の方がご参観になるので、さすがに緊張しました…。


 

「いのちの授業」は、性の知識教育ではありません。「いのち」「生きる」「未来」を考え感じる授業です。ひとりの例外もなく誰もが持っている生得的な「いのちの力」、「毎日誰かに抱かれて育った」という愛された歴史。そして、未来に向けて「授かること」を真剣に考えて「自分らしく生きる」ことを考えてほしい…という、そんな授業です。


 

赤ちゃんの人形を使って説明します。




とっても緊張したけれど、授業の最後の赤ちゃんゲストの登場で、会場はあったかい雰囲気に。

生徒さんたちと拍手で赤ちゃんを迎えます。





赤ちゃんを抱っこする中学生からは、「かわいい~」「やばい」「軽い」「柔らかい」と、いろんな声が聞かれます。サプライズで、このクラスの生徒さんの弟(生後1ヶ月半)もゲストとして参加してくれました。

生徒さんたちの心に大切な「何か」が届いていますように。おうちで、ご家族で「いのち」「生きる」「家族」についてお話しするきっかけになっていたら嬉しいです。