「口頭意の法則」というのを数年前に見たことがある。
言っていることと頭で考えていることと無意識に思っていることが一致しはじめたら人生が好転していくといった内容だと思う。
今日は無意識で思い込んでいることを書き出してみたいと思う。
目次
1.日常生活で嫌なことが起こる意味
2.無意識の思い込みが95%
3.無意識の思い込みができた悲しい訳
4.悲しい過去の癒し
2.無意識の思い込みが95%
例えば私は「仕事を辞めたい」と頭の中でいつも思っている。
でも現実は、ずっと辞められずに続けている。
一方で、頭の中で「白菜を育てたい」と思う。すると白菜の種を買いに行き種まき用の土も買い、実際に植えることができた。
この違いは何か。
これは無意識の思い込みが働いているからだと考える。
無意識→「仕事を辞められるわけがない」
頭 →「仕事を辞めたい」一体どうしてそうなってしまったのか。
3.無意識の思い込みができた悲しい訳
無意識の思い込みができたのは、自分を守るためだった。
(この考え方は私が過去にたくさんの本やブログを読んだ中で腑に落ちた考え方なのだが。)
小さい頃から大人になるまでの間に、たくさん悲しい思いをした。
大人の心無い一言に。大人の自己顕示欲を守るための言い訳に。
もう思い出せないものもたくさんあるけど、無意識の思い込みの数だけ深く傷ついた過去がある。
1つ思い出してみよう。
例えば、仕事を辞められないと思い込んでいるのはなぜだったんだろう。
親に「お前は絶対に幸せになれない」って言われたからかな。
ああ、忘れてたなあ。勝手に涙が。
「絶対に幸せになれない」って言われたから、もう私は幸せになっちゃいけないんだと思ったんだ。
この言葉をもう二度と聞きたくないから、幸せに手を伸ばそうとしないようにしたんだった。
仕事を辞めたら幸せに手を伸ばすことになってしまう。
幸せになってしまったら、また親に「お前なんか幸せになんて絶対なれない」って言われてしまう。
だから不幸のままで居続けているんだ。
まさか親にあんな呪いの言葉をぶつけられるとは思ってなくて、幸せを誰よりも願ってくれるはずの人から言われたから深く深く傷ついて、人生の信念にしないと命の危険だったんだ。
だってもう一度この言葉を言われたら、もう二度と立ち上がれない。
4.悲しい過去の癒し
私はもう大人になった。
自立している。
もし今またあの言葉を親に言われたら?
「今、十分幸せやけど?」って言い返そう。
だから「私は仕事を辞められない」という信念は手放そう。
もう必要ない。
だって私はもう幸せだし、もっと幸せに手を伸ばしても見捨てられることはない。
アプローチすべきは、無意識の思い込みの方ではなく、傷ついたきっかけである「お前は絶対に幸せになれない」という過去の悲しみの方だった。
他にも「お前は絶対綺麗な家に住めない」
「計画通りに行く訳ない」「朝方人間になんかなれる訳ない」と言われた。どれも私が目標を書いてがんばっていたことばかり。
自己実現を実の親に妨げられた過去。
そうだ。今の職場でも同じ目に遭っている。
そんな人達に私の人生を邪魔されるのはもう終わりにしよう。やられっぱなしで言い訳がない。私の人生にはもう一切影響しないようにしよう。私はただ、自分のやることに集中すれば良い。