さっそくですが「第19回さっぽろ市民ミュージカル」の公演日が決定しましたので、お知らせします。

2026年4月4日(土)・5日(日)
「かでるホール」(521席)4公演

演目は正式決定しておりませんが、「ノロウェイの黒うし」「ディナヴィアの白狼」に続く三部作完結編として、「エルシオンの金獅子(仮)」の構想を練っているところです。
まだハッキリとは言えないのですが、舞台は女王が治めるエルシオン王国。近衛騎士や文官も女性が多く、主人公も養父の仇を探す美しき踊り子…と、これまでよりも女性が活躍する方向で考えています。いや、まだガラッと変わる可能性があるんですけどね(笑)
まだプロットの初期段階ですが、ノロウェイサーガの集大成に相応しい作品にするため全力で取り組んでいくつもりでいます。脚本の完成は夏頃の予定です。

年度をまたぎ、4月に公演というのは「さっぽろ市民ミュージカル」としては初の試みとなります。進級・進学、社会人にとっては異動などもある時期ですので、出演される市民俳優の皆さんにとっては難しいところもあるかもしれません。ですが、2月などに上演するよりもインフルエンザやコロナのリスクは少なく、なにより春の優しい風が心地よいことでしょう。
初の「かでるホール(※ネーミングライツ権により仮称)」です。観客動員目標は1600名、過去最大規模の公演となることでしょう!

第19回公演の出演俳優募集および稽古開始は2025年8月から。約8ヵ月の稽古(総制作期間は13ヵ月)となります。

さて、今日お伝えしたいのは「2025年度の展望」。第19回のことだけではありません。

2月の公演が無事終わり、3月4日からは「さっぽろ市民ミュージカル夏公演・ハンギンゼア〜極楽狂騒曲2025〜」の稽古がスタートしました。こちらの募集の締切は3月末となっていますが、3月末にはキャスティングオーディションですので、もちろん参加するなら早いほうが良いです。




先ほど述べたように、夏までの期間に「エルシオンの金獅子」を書き上げようとは思っており、そのためのつなぎのプロジェクトという印象を持たれる方もいるかもしれません。が、私としてはこの「ハンギンゼア」も全力のつもりです。

今回の最大のトピックとして、ダンス講師に満藤弘(ダンススタジオ舞人)先生をお迎えしました。基礎からミッチリ指導していただくつもりです。
また、台詞のあるメインキャストは13。出番も多く、ソロで歌う機会も多い作品です。
この作品を通じての成長は、必ずその先の第19回でも活かされることでしょう。
私としても初演時は初主演、再演時は初演出というとても思い入れの強い作品です。アップグレードされた今の「ハンギンゼア」は、きっと過去一おもしろい舞台になります♫

私の頭の中は「ハンギンゼア」と「エルシオンの金獅子」でごった返しています。
さらには「ノロウェイの黒うし」「ディナヴィアの白狼」の映像制作、音楽のサブスク化もありますし。ああ、もうすでに脳がぐちゃぐちゃ笑

ですがその全てに妥協せず、自分にできるベストを尽くすことを約束します。
市民俳優の皆さんと共に、今年度はさらなる高みを目指したい。別れもあれば出逢いもあります!歩みを止めなければ、きっとどこまでも行ける!!

以上が2025年度の展望(というか私の抱負)です。今後とも「さっぽろ市民ミュージカル」をよろしくお願いします。

まずは是非、稽古見学にお越しください♫


さっぽろ市民ミュージカル
演出・山口史高