碓井さん分析の「革命家気取り」「ゆがんだ思想」の部分は。。わかる。。

いずれ日本も革命的な何かが起こると思う」って投稿が。。今年の1月22日。。

あと。。ここには書いていないけど。。

「北朝鮮」「韓国」「慰安婦」「女」への投稿もあった。。

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●山上容疑者が、だんだんと革命家気取りになっていった。 

世の中に対して自分は立ち上がるっていう・・

●『レ・ミゼラブル』『ジョーカー』といった“革命”を題材とする映画に関するツィ。

革命が足りなかったのでは」「革命的な何かが起こると思う」といったツイートから

「間違ったことを正さないといけないという革命的な野心が芽生えたのでは」と分

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https://news.yahoo.co.jp/articles/61fafd61fa685e64a499ff11e7b3880d82e0de0c

「事件を起こすべきだった」母への“愛憎”と教教団への“恨み”

山上容疑者SNSに投稿された1363件

・記事抜粋

●山上容疑者のものとみられるツイッター

統一教会は全世界の敵であり、当然日本の不倶戴天の敵でもある。

韓総裁を狙っていて、韓国から来日した際には、火炎瓶を用意して

愛知県の会場を訪れたが、会場に入れず、何もできなかった。

(最初のツィは2019年10月。この直前、旧統一教会のトップが来日、日本で集会。)

・(2度目のツィ)

統一教会のおぞましさに比べれば多少の政治的逸脱など可愛いものだ。

安倍政権に言いたい事もあろうが、統一教会と同視するのはさすがに非礼である。 

オレが憎むのは統一教会だけだ。

結果として安倍政権に何があってもオレの知った事ではない。

・(その10日後)

親に騙され、学歴と全財産を失い、恋人に捨てられ、彷徨い続け幾星霜、

それでも親を殺せば喜ぶ奴らがいるから殺せない。それがオレですよ。

2019年12月7日

オレも母子家庭だった。但し貧困ではない。むしろ裕福だった。 

三人兄妹の内、兄は生後間もなく頭を開く手術を受けた10歳ごろには手術で

片目を失明した。障碍者かと言えば違うが、常に母の心は兄にあった。

妹は父親を知らない。オレは努力した。母の為に。

・死んだ父は京大出だった。父の兄は弁護士、母は大阪市大卒の栄養士、

母方の叔母は医者だった。そんな環境でオレは優等生として育った。

オレの努力もあったが、そういう環境でもあったのだろう。 オレは作り物だった。

父に愛されるため、母に愛されるため、祖父に愛されるため。病院のベッドで

オレに助けを求める父を母の期待に応えて拒んだのはオレが4歳の時だったか。

それから間もなく父は病院の屋上から飛び降りた。オレは父を殺したのだ。

(父親は、山上が4歳のとき自殺)

オレは母を信じたかった。それ故に兄と妹とオレ自身を地獄に落としたと

言われても仕方がない。 オレは事件を起こすべきだった

当時話題だったサカキバラのように。

それしか救われる道はなかったのだとずっと思っている。

(神戸連続児童殺傷事件の加害少年)

(2020年1月26日

オレが14歳の時、家族は破綻を迎えた。統一教会の本分は、家族に家族から

窃盗・横領・特殊詐欺で巻き上げさせたアガリをすべて上納させることだ。

70を超えてバブル崩壊に苦しむ祖父は母に怒り狂った、

いや絶望したと言う方が正しい。 包丁を持ち出したのはその時だ。

・祖父はオレ達兄妹を集め、涙ながらに土下座した。自分の育て方が悪かった、 

オレはあの時何を思えばよかったのか、何を言うべきだったのか、

そしてそれからどうするべきだったのか、未だに分からない。


・(その後)

根本的に家族として崩壊したまま、現実は上滑りしていった。

あの破綻以来、徐々に勉強は分からなくなっていったが、それでも祖父が

周囲に自慢できるほどの進学校には進んだ。 混乱し誤魔化し続けた現実のまま、

ある日祖父は心臓発作で亡くなった。これまで祖父の目を盗んで

金を統一教会に流していた母を咎める者はもういない。

(安倍元首相が2020年の8月、病気を理由に退陣を表明した直後)

安倍政権のやり方が常に正しかったとは全く思わないが、

結果として正しかった事を評価できなければその正しさは失われる。

安倍晋三という人間の政治手法を否定する為に結果まで否定する必要はない。

安倍政権の功を認識できないのは、致命的な歪み。

(安倍首相の辞任から約4カ月後、2020年10月頃から、派遣社員として、

京都の工場で働き始めた山上)

継続反復して若者の無知や未熟に付け込んで利用して喜んでるような奴は

死ねばいいし死なねばならない。生かしとくべきではない。 

(この数カ月後の2021年春ごろから山上は、銃の製造を開始)

最近の不運と不調の原因が分かった気がする。

当然のように信頼していた者の重大な裏切り。 こういう裏切りは初めてではない。

25年前、今に至る人生を歪ませた決定的な裏切りに学ぶなら、これは序の口だろう。

オレも人を裏切らなかったとは言わない。

だが全ての原因は25年前だと言わせてもらう。なぁ、統一教会よ。

一連の投稿から、犯罪心理学の専門家で新潟青陵大学大学院 碓井真史教授: 

彼(山上容疑者)が、だんだんと革命家気取りになっていった。 

世の中に対して自分は立ち上がるっていう、そういう発想かなという気がしますね。 

投稿を通して、彼の怒りだけではなくて、悲しみとか迷いとか決意とか色々なものを

感じますね。 

 

山上容疑者のものとみられるツイッターには『レ・ミゼラブル』『ジョーカー』

といった“革命”を題材とする映画に関するツイートがありました。

革命が足りなかったのでは」「革命的な何かが起こると思う」といった

内容のツイートから碓井さんは「間違ったことを正さないといけないという

革命的な野心が芽生えたのでは」と分析しています。

めざまし8が調べたところ約2年9カ月の間に投稿した1363のツイートのうち、

家族・母親に関する投稿が26件。安倍元首相については25件。

旧統一教会については35件。一番多かったのは時事問題について、388件ツイート。

ロシア問題、憲法改正、給付金の誤送金、コロナ問題など。

新潟青陵大学大学院 碓井真史教授: 彼は自分が宗教によって親によって、

惨めな人間ではなくて、知的で世の中のことが分かっている人間なんだ

ということを主張したかったのだと思います。

碓井さんが注目したのは「常に母の心は兄にあった」という文言。

ツイートには「母を信じたかった」「母に愛されるため」「努力した。母のために」

碓井真史教授: 強い母への思いがあるからこそ、母をこんなにしてしまった

統一教会への怒り、恨みがあったのではないかと思います。 

(ツイートから母に宗教をやめてくれといった働きかけ等は)見受けられませんし、

おそらくもっと小さい頃から、母に捨てられないためには母について行くしかない。

母を肯定していくしかないという思いはあったのかなと思います。

(そういった思いがいきなり安倍元首相を撃つということへの飛躍について)

小さいうちは母について行くしかないと思ったんでしょうけれども、

大きくなってもっと力を得たときになんとかしたいとは思った。

ただ、そのなんとかしたいというのが、一歩ずつ地道な努力をしていくのではなくて、

一挙に解決して行くしかないと思ってしまったのかなと感じます。

安倍元首相に対する感情としては支持できる部分は大いにある。

大いにあるからこそ、裏切られたという感覚が強かったのかなと思います。

そして、この行為は個人的な恨みなどではなく、統一教会に苦しめられている

全体を救うのだというようなゆがんだ思想になっていってしまったのではと思います。

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ーーーーー画像:読売