船体後方のベルト2本が切れたのかぁ。。
今後は、「飽和潜水」を実施せず無人潜水機でつり上げ用のベルトを取り付ける予定。
。。
今回の事態(えい航中に落下)によって、作業の見直しを検討するだろうかと。。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/190a600f8575b6e28678cdcb3fc75dbd512f7f03
つり上げていたベルト“5本中2本”が切れる
えい航中に落下“カズワン” 知床観光船沈没事故
UHB
知床半島沖の沈没現場からえい航中の観光船KAZU1が24日水深182メートル
の海底に落下した問題で、つり上げていたベルト2本が切れていたことが分かった。
引き揚げ作業を担当する民間の作業船「海進」はつり上げたカズワンを斜里町沖に向けて
移動中だったが、24日午前8時ごろから午前10時ごろの間に落下したという。
海上保安庁によると、
カズワンをつり上げていたベルト5本の内、船体の後方にかかっていた2本が切れていて
これが落下につながったとみられている。
無人潜水機で確認したところカズワンは、ウトロ漁港の西11キロ地点の
水深およそ182メートルの海底に船底を下にして沈んでおり
船体に大きな損傷は確認されていないという。
落下した観光船の再引き揚げには、深い海で作業が可能となる「飽和潜水」を実施せず
無人潜水機を使って、つり上げ用のナイロン製のベルトなどを取り付け、つり上げるという。
海上保安庁では25日にも本格的な準備に入り、26日再びつり上げる方針。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/9fd60473a81824a12a1d763b2fd4d1bfc08094a6
水難学会の斎藤秀俊会長
移動の際の水圧により、「KAZU1」を固定していたベルトに隙間ができ、
船体がすり抜けた可能性を挙げた。
「これはあまり考えられないですけど、ベルトそのものが切れるとかつなぎ目から外れるとか」
「今回の失敗により引き揚げ工程の見直しが必要ではないか」
「次の失敗は許されないでしょうから。できれば"その場で台船に乗っける"
というような準備をしてやることが考えられる」
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https://news.yahoo.co.jp/articles/b95000037caa4283733ff5502c27f211d138e34a
えい航した理由は 「浅瀬に移動してから、引き揚げ作業」をするため
●海中から海面に出す時、ものすごいテンションがかかる。
●錨(いかり)を下ろせる浅い海(斜里沖)まで移動し、
台船である新日丸を固定した上で引き揚げ。
●引き揚げ作業を、潮の流れがもう少し穏やかなところでやる必要がある。
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