https://news.yahoo.co.jp/articles/3fd2500b807de5868a1b79694735c085e50bdba1

謎の脳損傷、米外交官ら130人以上 

欧州、アジアでも確認 NYタイムズ


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研究チームは被害者のうち、中国の広州に駐在していた外交官の

マーク・レンツィ氏の脳を調べた結果も公表した。

レンツィ氏は2017年に頭痛や難読、怒りっぽさ、記憶や睡眠問題など

の症状に悩まされるようになり、磁気共鳴断層撮影(MRI)検査の結果、

記憶や感情抑制、運動能力などをつかさどる脳内の20領域で、

ボリュームが異常に低いことが分かった。

ボリュームが低い領域は脳の損傷を反映したもの。

一方、検査した107領域のうち3領域ではボリュームが増大していた。

ボリュームの増大はこの部分が脳内の他の領域を補っていた

ことの表れだった可能性を指摘している。

音響攻撃はほとんどが2016年から17年にかけて報告されていたが、

その後も複数の事案が報告されている。

 この攻撃はマイクロ波などの「指向性パルス高周波エネルギー」

によるものだとする仮説を立てた科学者らもいるが、

これまでのところ科学者や医師の間に一致した見解はなく、

真相は今なお解明されていない。